2020/09/25
映画「イントゥ・ザ・シー(2016)」
今日観た映画は「イントゥ・ザ・シー」(2016年アメリカ映画)と言う、ドラマ、サバイバル、実話物の映画。ブライアン・フォーク監督作品で、キャストは、トム・フェルト(男優)、ギャレット・ディラハント(男優)、ジェイク・アベル(男優)、その他の皆さん。内容は、1942年1月16日、海軍の飛行パイロットと無線係、爆撃手は、南太平洋深海の潜水艦を探すためにアメリカ海軍の航空母艦USSエンタープライズからテイクオフ。3人の男経ちはそれぞれ知らない者同士でエンジンが一ついた魚雷で午後を過ごし、夜までには戻る予定で、エンターブライズ号で夕食を楽しむはずだったのですが、向かう報告が分からなくなって燃料が尽きた後、不時着を余儀なくされ、3人の男達は暗い海の小さなボートの中で、争っていました。そして事態はどんどん悪くなり、飛行機が海底まで沈み、すべての緊急グッズがなくなってしまったのです。救急キットや信号機、コンパス、食料、水などが何もなく3人は残されでしまい、3人の見知らぬ者どうし、嵐やサメ、飢えに耐え1000マイル以上漕がなければならなかったのです・・・。
第二次世界大戦中に起きた実話物の映画。一言で言って良くぞ34日間も、それも太平洋上を1600キロ以上の航海距離を生き延びたと言う感想です。このようなサバイバルを生き延びる為に「最後まで諦めない事が大切!」と言葉では簡単に言ってしまいますが、これは実際には実行が難しくもの凄く大変な事だと思います。自分だったら、最後は諦めてしまうかも?知れません。そして観ていながら色々な事を考えさせられましたが、一番感じたのは、彼ら3人が強い生命力と不屈の精神で最後まで諦めずに生きようとした事。これが全てではないかと思います。それから役作りの点で言わせて貰うと、時間が経つにつれ少しずつヒゲも伸び、体も日焼けをし顔や体全体に傷跡が残ってしまう辺りはリアルなんですが、僅かな水と運良く手にした食べ物だけにしては、殆ど痩せていない点・・・ですかね。まあ、そこまで言うのは酷なのかも知れません。彼ら俳優の皆さんも、人間ですからね。観ているだけでも充分に伝わって来る内容なので、これは良しとしましょう!音楽は、ポール・ミルズ。と言う事で、オススメの映画です!(Amazon Prime Video)