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「松田真人ピアノソロライブ2020」に向けて!(6)

 今日は「ピアノソロライブに関するエピソード」の第6回目です。今回のソロライブでは、新型コロナ感染症対策で、会場及び客席の換気を考えて、ライブの途中に約10分程度の休憩を挟ませて頂きますが、その際、僕が制作をした間奏曲をBGMとして流そうと思います。つまりソロライブが始まってからアンコールが終わるまで、全ての演目が終了するまでの間は、僕の世界に浸って頂けたらと言う、そんな思いでもあります。

 曲名は、文字通り「間奏曲/Intermission」と言う曲名で、基本的にはBGMを目的として制作をしているので、静かで音数の少ない、聴き流せるようなサウンドを意識したつもりですが、集中をして聴いて頂いても一応聴けるようにはなっていると思います。

 当初は、ソロライブの休憩の際に流す目的で制作をした訳ではなく、この新型コロナ禍で色々と購入をしたソフト音源の中の「Omnisphere 2」の音色を試す目的で録音を始めたのが、この曲を作る最初の切っ掛けになっていて、このソフト音源からは3つの音色を使用。その他にも「SPITFIRE SYMPHONIC EVOLUTIONS」の音色も使っています。サウンド的には、ピアノを中心として、SE的なシンセサイザーや柔らかいストリングスのフェイドインとフェイドアウトを使っているアンビエント(環境音楽)な雰囲気の音楽で、主に即興演奏で制作されています。もしも興味があるようでしたら、耳を傾けて頂けたらと思います。

*「松田真人ピアノソロライブ2020」のライブ公演&有料配信のお申し込み等に付いては、カテゴリーの「インフォメーション」をご覧になって下さい!
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「松田真人ピアノソロライブ2020」に向けて!(5)

 今日は「ピアノソロライブに関するエピソード」の第5回目です。今回のライブは、初御披露目の4曲の新曲の他に、これまでのライブで一度も演奏をした事の無い曲、つまり初めて演奏する曲が1曲あるので、今日はその曲に付いて御紹介をさせて下さい!

 その曲の曲名は「夢の回廊」と言う僕のオリジナル曲で、一昨年(2018年)に、ヒーリング・ミュージックの音楽制作やアルバムを長年に渡って発売している株式会社デラから発売をした CD「眠りのジャズ」の2曲目に収録されている曲です。

 実はこの曲は、この「眠りのジャズ」のアルバムを制作するに当たって、一番最初に制作をした曲になります。と言うのも、アルバムを発表する年の前年(2017年)の11月に、初めてデラの担当者の池田さんと打ち合わせをさせて頂いた際に「眠りに特化した内容の楽曲で、オリジナル曲を5曲とカバー曲を5曲の、合計10曲を収録する内容のアルバムの制作をお願いします!」とのお話を頂き、その時点でカバー曲のリストアップがまだ決まっていなくて、僕もすぐにでも制作に掛かりたいと言う気持ちが強く、じゃあまず最初にオリジナル曲の制作に取り掛かろう!と言う事で、最初に制作した曲がこの「夢の回廊」だったのです。

 打ち合わせでは、言葉によるイメージ等の申し伝えになるので、実際に具体的に音源を制作して聴いて頂く事で、デラ側がイメージしているサウンドをより掴みたいと言う気持ちもありました。

 そして実際の打ち合わせでは、池田さんから幾つかの言葉によるイメージ等の申し伝えがあり、その中に「音数は少な目」「ピアノのタッチは柔らかく」「ECM(レーベル)のような雰囲気」(分かる方には分かると思います)等々、色々と言葉による表現があったので、それらをイメージしながら、自分の中では特に「ECMのような雰囲気」と言うのがより具体的なイメージに繋がって行き、この「夢の回廊」が完成したのです。そしてこの曲は、フリューゲルホルンをフィーチャリングしているのも(ブラス音源のソフト音源「CHRIS HEIN HORNS COMPACT」を使用しています)、特徴的なところだと思います。

 「夢の回廊」の制作は順調に進み、確かその年の12月中には、池田さんにほぼ完成していた「夢の回廊」のデータを送らせて音源を聴いて頂き、六本木のデラの会社で行われた2回目の打ち合わせの際に、池田さんから「今後もこの感じで是非お願いします!」と、デラとの初仕事に於ける初めての制作曲「夢の回廊」が好評だったとの感触を得る事が出来たのです!そんな訳でこの「夢の回廊」と言うは、僕にとっても記念すべき曲と言って良いと思います。

 それから今回「夢の回廊」をライブで初めて演奏するにあたって、リズムアレンジを施しています。アルバムに収録されているサウンドだと、そのままのオケを流しながらライブで演奏するのが難しいからです。

「松田真人ピアノソロライブ2020」に向けて!(4)

 「ピアノソロライブに関するエピソード」の第4回目は、セットリスト4曲目の新曲の御紹介です!今月東京と大阪で行われる実際のライブでは、詳しい曲紹介は省略をさせて頂きますので、皆さん、どうかこの「ピアノソロライブ2020」に向けて!を読んで頂ければと思います.。どうか宜しくお願い致します。

 そして4曲目の新曲は、今回の新曲の中では、色々とあるこれまでの僕のオリジナル曲のイメージに一番近いと言うか、沿った雰囲気の曲になっていると思います。曲名は「I Wish(願い)」と言い、この「I Wish」とは、どちらかと言うと「なかなか叶わないかも知れない願い」、つまり「実現の可能性が殆ど無い(無理だろうけど)」と言う感じです。僕の中では「出来れば叶って欲しいんだけれど、それはちょっと難しいかな?」と言ったニュアンスです。つまり、それだけ「大きな夢や願い」と言った気持ちの現れなのかも知れません。

 それからこの曲は、メロディーは割と早い段階で出来上がったのですが、リズムアレンジがなかなか納得が行かなくて、結果、最終的にはベーシックなリズムパターンに関して大きな変更や修正には至らなかったのですが(試行錯誤はあり)、2コーラス目のAメロのリズムパターンは、音数を少し減らしたり間引く等して、その代わりパーカッションを加える等してサウンドに変化を付けました。大らかで爽やかなイメージのサウンドになっていて、今回の4曲の新曲の締めとしては、この曲が一番相応しいと感じて、新曲御披露目の4曲目に演奏する事に決めました。

 音楽的には、僕の曲は割とそうなんですが、曲中で一時的にせよ度々転調をする曲が多く、この曲もAメロはFメジャー、BメロはA♭メジャーからBメジャーへ、サビはA♭メジャーからBメジャー、そしてA♭メジャーと、目紛しく転調を繰り返します。でも前にも触れましたが、(僕の場合)メロディーが自然に行きたい方向に曲作りをすると、こんな感じになってしまうんですよ!(笑)

「松田真人ピアノソロライブ2020」に向けて!(3)

 「ピアノソロライブに関するエピソード」の第3回目は、セットリスト3曲目の新曲の御紹介です!今回の新曲の4曲は、この曲を除いては全て今年に入ってから作った新曲なんですが、この3曲目の新曲は、約1、2年位前から作り始めた曲で、やはり大好きなキング・クリムゾンの音楽にインスパイアされて作った曲で、この曲は前半と後半とで大きくサウンドが異なります。そしてその前半部分を特にキング・クリムゾンにインスパイアされて作った曲になります。それで残りの後半部分を今年に入って作り、無事に完成することが出来ました。

 この曲は実際に聴いて頂ければ良く分かりますが、前半と後半とで音楽性が大きく異なり、それこそ両極端と言っても良い位に異なるサウンドです。例えば、前半が「過激」そして「アバンギャルド」(この言葉を今の時代に使うと、何だか古臭い感じになりますが)と言った様相を呈しているのに対して、後半は「静寂」そして「アンビエント」と言うような感じで、一目瞭然で対照的なサウンドになっています。

 曲名は、そんなところからも発想していて「暴君と沈黙」(Tyrant & Silence)と言う、僕のこれまでのオリジナル曲には無かったようなタイトルを付けました。「暴君」とは、正に前半のサウンドを象徴しているようで、文字通り「傍若無人」に振る舞う統治者のようなイメージ。勿論、最初からこのようなタイトルのイメージで曲を作ろうと考えていた訳では無く、僕の場合は、音やサウンド、そして音楽が先行してイメージされて曲を作る事が殆どなので、出来上がった曲のサウンドの印象から結果的にこのようなタイトルにした!と言う事です。最近ではこの「暴君」と名付けた前半部分で、混沌としているところがあって、僕は個人的には「美しき混沌」と勝手に呼んでいます。

 そして後半は一転して「静寂」で「アンビエント」なサウンドに転換します。そして浮遊感たっぷりのこの後半は、僕のイメージの中では文字通り「沈黙」で、前半で「傍若無人」に振る舞う統治者に対して、もしかしたら困惑している「人々」、そしてなす術も無く悲嘆に暮れている「人々」、そんなイメージなのかも・・・知れません。同時に「声なき声」を発していると言う・・・そんな感じです。そんな訳で、この「暴君と沈黙」(Tyrant & Silence)は、これまで僕が作った曲の中では、曲中での感情の振れ幅が大きく刺激的なサウンドになっていて、今回初お披露目をする事で皆様方がどのような反応を示すのか、興味深くもあります!

*「松田真人ピアノソロライブ2020」のライブ公演&有料配信のお申し込み等に付いては、カテゴリーの「インフォメーション」をご覧になって下さい!

「松田真人ピアノソロライブ2020」に向けて!(2)

 「ピアノソロライブに関するエピソード」の第2回目は、今回初お披露目となるセットリスト2曲目の新曲の御紹介です!今年のピアノソロライブは、新曲のお披露目を最初の方でやってみよう!と言う事で、1曲目から4曲目までは全て初お披露目の新曲となり、この2曲目は、僕の大好きなパット・メセニー・グループの音楽にインスパイアされて、今年になって作った曲です。

 パット・メセニー・グループと言えば、長年リーダーのパット・メセニーの良き相棒と言うか、盟友とも言えるピアニスト・キーボーディストのライル・メイズが、今年になって病の為に亡くなってしまい、これは僕自身にとっても大変にショックな出来事でしたが、彼等の来日公演には度々足を運び、その素晴らしい音楽や演奏に、何度も感動に胸を震わせていました。

 そしてその新曲に付いてですが、曲名は「Where Are You Now ?」と言い、つまり「あなたは今、何処にいるの?」と言った内容になりますが、以前からライブのMCでお話しをしていたように、僕は曲名がすぐには思い浮かばずなかなか決められなくて、この曲も今回の4曲の新曲(今回の新曲は4曲!)の中で、一番最後に曲名が決まった曲になります。当初は、(確か)一昨年頃でしたかお披露目をした演奏時間が約56分にもなる組曲「心象風景」のような雰囲気の曲名にしようかな?と考えていましたが、結局、むしろ日常的な「Where Are You Now ?」と言う曲名にしました。と言うのも、この曲でピアノで4回弾く事になるAメロの親しみを憶えるような、揺れ動く感じのメロディー&テーマに、この「Where Are You Now ?」のイメージを感じたからなんです。
 
 音楽的には、ピアノで4回奏でるAメロのメロディーを中心に、その都度別なパターンが次々と展開をして行き、最後には終結を迎える事になりますが、拍子やキーもやはり次々と変化して行く中でも、自然な流れを意識して作っています。音やメロディーが、そして音楽が、自然に進んで行きたい方向に行けるような曲作りして行く感じです。それでもAメロに戻って来る際のハーモニーには少し気を使いました。Aメロは常に同じキーで演奏をしているので・・・。そして構成を分かりやすく説明をさせて頂くと「A-B-A’-C-A’’-D-A’’’-E-Ending」と言うような感じで、クラシック音楽で言う「ロンド形式」に似ているかも知れません。それからこの曲は、曲中で色々なパターンが出て来て、僕に取っては「懐かしい感じ」と「新しい感じ」(自分の中の新しい感じなんですが)をこうして並列に並べる事で、一見相反するような要素を同じ一線に置いてみる事に興味があるんだと思います。

プロフィール

masatomatsuda

Author:masatomatsuda
◯松田真人へのメールは
<requiemmasatomatsuda@gmail.com>へお願い致します!

◯松田真人(ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作・編曲、プログラミング、ヴォーカル)

1956年(昭和31年)2月25日北海道小樽市に生まれる 星座 魚座 血液型 B型
1974年(昭和49年)北海道小樽市立小樽潮陵高等学校を卒業
1978年(昭和53年)国立音楽大学教育音楽学科第1類を首席で卒業
1979年(昭和54年)都立志村高等学校の音楽教師を1年で退職

 母親の薦めで、5歳7ヶ月頃よりオルガンを始め、6歳7ヶ月頃にピアノを習い始める。小学時代より流行歌に魅せられ、中学時代にはラジオから聞こえて来た洋楽を聴いたことが切っ掛けで、より一層音楽に夢中になり、高校時代にはキング・クリムゾン、エルトン・ジョン、イフ、サンタナ、チック・コリア等の影響を受け、大学時代はスクリャービン、ラフマニノフ等のクラシック音楽に傾倒する。

 国立音楽大学に入学してからは、特にクラシック音楽の作曲に没頭し、卒業後は都立志村高校の音楽教師になるが、1年で退職して因幡晃のツアーに参加、プロミュージシャンとなる。

 1985年にはバンド「パラダイムシフト」(ギター:松下誠、ベース:富倉安生、ドラムス:宮崎全弘)に参加。1992年にはバンド「パラドックス」(ギター:棚部陽一、ベース:竹田弘樹、ドラムス:菅沼孝三)に参加。

 現在までに、来生たかお、山下達郎、谷村新司、ボブ佐久間、玉置浩二、安全地帯、千住明、辛島美登里、Kinki Kids、竹内まりや、福山雅治、渡辺真知子、叶正子、村下孝蔵、因幡晃などのツアーやレコーディングに参加をする。1999年からは、自己のピアノソロライブを行い好評を博す。近年(2004年以降)は、オーケストラとの共演にもその音楽活動の幅を拡げている。現在も、スタジオワークとライブのサポートの双方の活動を精力的に展開中。
 
 2001年10月20日に自主制作で初のピアノソロアルバム(1stアルバム)「心ときめいて」(自主制作/ライブ盤)を発表。2003年02月23日にはクラシックの楽曲を収めたピアノソロアルバム(2ndアルバム)「Story of Romantic Melodies」(自主制作/ライブ盤)を発表。2005年09月18日には3rdアルバム「Requiem」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。2007年09月13日には4thアルバム「あたたかな時間」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。

 2014年の秋から「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の活動に再び参加。

 2018年04月27日に株式会社DELLA(デラ)よりCD「眠りのジャズ / 松田真人」を発表。06月25日付でオリコンの業界紙「コンフィデンス」のアルバムチャート82位に入る。2019年03月29日には株式会社DELLA(デラ)より第二弾のCD「夜カフェ〜ジャズ・ピアノ」を発表。

 2018年6月よりシンガー・ソング・ライター小田純平のサポートに参加。

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