2021/01/14
今日観た映画は「ゴーン・ガール/Gone Girl」(2014年アメリカ映画)と言う、ドラマ、サスペンス、ミステリー、そして小説の映画化。デヴィッド・フィンチャー監督作品で、キャストは、ベン・アフレック(男優)ニック・ダン、ロザムンド・パイク(女優)エイミー・エリオット・ダン、ニール・パトリック・ハリス(男優)デジー・コリングス、タイラー・ペリー(男優)ターナー・ボルト、キム・ディケンズ(女優)ロンダ・ボニー刑事、パトリック・フュジット(男優)ジム・キルピン巡査、デヴィッド・クレノン(男優)ランド・エリオット、リサ・ベインズ(女優)メアリーベス・エリオット、ミッシー・パイル(女優)エレン・アボット、セーラ・ウォード(女優)シャロン・シーバー、スクート・マクネイリー(男優)トミー、ボイド・ホルブルック(男優)ジェフ、その他の皆さん。
内容は、ミズーリ州の田舎町。結婚して5年目になるニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は、誰もが羨む理想のカップルでした。ところが結婚記念日に、エイミーは突然姿を消してしまうのです。部屋には争った形跡があり、大量の血液が拭き取られていることも判明。警察は他殺と失踪の両面から捜査を開始します。美しい人妻の謎めいた失踪事件は茶の間の注目を集め、小さな町に全米中からマスコミが殺到しますが、次第にニックの不可解な言動が明るみとなり、いつしか疑惑と批判の矢面に立たされていくニックだったのですが・・・。
これは、とても面白かったです!サスペンス映画としては脚本も良く出来ていて、僕は後半から俄然画面に食い入るように観てしまいました。妻から夫への用意周到に計策された復讐の記録とも言えるのですが、最後の方でそれが少し方向転換してしまい、そう単純なお話でもないかも知れません。
実はこの映画。後半でかなりショッキングなシーンがあって、勿論僕は初めて観るのでそんな事も分からずになんですが、そのショッキングなシーンの少し前に、どうしても食材の買い出しに出掛けなくてはいけなくなり、帰宅後に続きを観始めると、直ぐに凄いショッキングなシーンになってしまい、その点では若干気後れしてしまいました。(う〜ん、続けて観たかったなあ!)それにしても、この映画の妻のような女性を、稀代の悪女とでも言うのでしょうか?僕はこのような女性がそばにいたら、きっと生きている心地がしないでしょうね!観始めた最初の頃はそのような印象は無かったのですが、最後の終わり方も怖いですよ〜!そしてこのエイミーと言う女性の人格ですが、どうしてこのような人格が作られてしまったのかも興味のあるところです。もう一度観てみようかな?そんな気分になっています!
それから映画が終わってエンドロールで流れる劇判ですが、もうこの映画に正に打って付けとでも言えるような、この映画の雰囲気をバッチリと表現していて、これは凄いと思いました!こうなって来ると、言葉で表現する以上に音や音楽で表現した方が、より説得力がありますね!この妻のエイミーを演じているロザムンド・パイクは、これまでに観た映画でも少し登場をしていたようですが、殆ど気になる存在ではありませんでしたが、この「ゴーン・ガール」で一気に印象に残るような女優になりました。ノーブルな雰囲気の女優さんですが、この映画では、複雑な演技を見事に演じています。
それからデビッド・フィンチャー監督は、映画「セブン」等でもお馴染みですが、僕はこの「セブン」は観終わってからの後味が悪く、この映画はまたそれとは違いますが、この監督は、人の心に何か影響力を持つような作品を作りますね。
ギリアン・フリンの同名ベストセラー・ミステリーを「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」のデヴィッド・フィンチャー監督、「アルゴ」のベン・アフレック主演で映画化。妻の突然の失踪をきっかけに、妻殺害の嫌疑で渦中の人となってしまう主人公の秘密と衝撃の顛末を描いた作品。音楽は、トレント・レズナー、アッティカス・ロス。観て行く内に次第に怖くなって行く映画ですが、オススメの映画です!是非、どうぞ!(Amazon Prime Video)