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グレゴーリ・ソコロフのピアノ・リサイタル!

 今朝の早朝、BSプレミアムで放送された「グレゴーリ・ソコロフ・ピアノ・リサイタル」を早速、聴いてみました。

 2015年8月18日 プロバンス大劇場(フランス)でのピアノ・リサイタル

(1)パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825(バッハ作曲)
(2)ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 作品10第3(ベートーベン作曲)
(3)ピアノ・ソナタ イ短調 D.784(シューベルト作曲)
(4)楽興の時 D.780(シューベルト作曲)

 アンコール

 マズルカ イ短調 作品68第2
      嬰ハ短調 作品30第4
      嬰ハ短調 作品63第3
      嬰ハ短調 作品50第3(ショパン作曲)
 前奏曲集 第2巻から「カノープ」(ドビュッシー作曲)

 感想は、兎に角、素晴らしかった!そして圧巻でした!タッチによる強弱や音色(美しい音色)の弾き分けが多種多様で、主旋律をしっかりと浮き立たせ、それに対する伴奏の音色や音量は、本当に心憎いばかりです。表情の豊かさや楽曲の構成に対する念入りで用意周到な準備、そしてアルバムを聴いた時にも感じた事ですが、やはりスケールが大きく男性的な演奏ですね。ソコロフさんの演奏に対する集中力や安定感は、尋常ではない感じがします。

 ベートーベンの第7番ソナタが、こんなにも重厚な曲だったのか!と思わせるような演奏内容。演奏の隅々まで神経が行き届いた演奏であるからこそ成し得る訳で、これは抜群の集中力だからこそだと思います。そしてピアノの演奏を聴いていると同時に、気が付いたら、音楽を聴いているような気持ちになっています。一曲一曲の楽曲の掘り下げ度が実に凄いと思います。メロディーの歌わせ方(深い息づかい)も自然で、素晴らしく説得力のある感じで迫って来ます。マズルカのような小品でさえ、まるで深く味わいのある大曲のように聴こえて来ます。

 これだけの内容の演奏は、なかなか聴けるものではないと、そう感じました。正に孤高の境地に達しているように思います。そしてソコロフさんのような濃厚なピアノ演奏は、僕も一番好きなタイプなだけに、今後も目が離せないピアニストだと改めてそう感じました。余談ですが、今回BSプレミアムで放送されるに際して、名前の表示が「グレゴーリ」となっていたので、ここでもそのように表記をさせて頂きます。
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コメント

No title

松田さん、こんばんは!

今朝BSで放送されていたのですね!全く気がつかずでした。。。

是非聴いてみたかった感じです!

また再放送期待してみます。

No title

「まさ」さん、今晩は!御無沙汰をしていますが、お元気でしょうか!グレゴーリ・ソコロフさんのピアノ・リサイタルは、今日の早朝、BSプレミアムで放送されました。このブログでも触れたように、素晴らしい内容だったと思います。そしてこれだけの素晴らしい演奏は、なかなか聴けるものではないと僕は感じたのですが、聴く人によっても感想は色々とあるように思います。もしも再放送がありましたら、是非お見逃しの無いようにお願い致します。

聴きました!

松田さんの感想のアップを読んで、なるほど素晴らしい演奏だっだんだなぁと改めて感じました。番組の冒頭で「照明を落としたリサイタル」と紹介があり、聴く側も演奏に集中という意図があるのではと考えました。そのとおりの最初は「何だか見えない…。」と感じました。でも、聞いていくうちに気にならない感じで引き込まれていきました。
大きく、美しく、重厚でした。ピアノは一台でもオーケストラと言われますが、それも感じました。そして時に、歌うような表情も印象に残りました。
聴けてよかったです。

No title

「けいこ」さん、こんにちは!グレゴーリ・ソコロフさんのピアノ・リサイタルの放送を御覧になったようですね!「照明を落とした・・・」とありますが、暗くなったステージ上に浮かび上がるようなピアノの鍵盤とソコロフさんの姿に、僕は良い印象を持ちながら聴いていました。そして、尋常ではない凄い集中力に驚くと同時に、演奏の隅々まで行き届いた素晴らしい表現力に、多いに感動をしたソコロフさんのピアノ・リサイタルの映像でした。
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プロフィール

masatomatsuda

Author:masatomatsuda
◯松田真人へのメールは
<requiemmasatomatsuda@gmail.com>へお願い致します!

◯松田真人(ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作・編曲、プログラミング、ヴォーカル)

1956年(昭和31年)2月25日北海道小樽市に生まれる 星座 魚座 血液型 B型
1974年(昭和49年)北海道小樽市立小樽潮陵高等学校を卒業
1978年(昭和53年)国立音楽大学教育音楽学科第1類を首席で卒業
1979年(昭和54年)都立志村高等学校の音楽教師を1年で退職

 母親の薦めで、5歳7ヶ月頃よりオルガンを始め、6歳7ヶ月頃にピアノを習い始める。小学時代より流行歌に魅せられ、中学時代にはラジオから聞こえて来た洋楽を聴いたことが切っ掛けで、より一層音楽に夢中になり、高校時代にはキング・クリムゾン、エルトン・ジョン、イフ、サンタナ、チック・コリア等の影響を受け、大学時代はスクリャービン、ラフマニノフ等のクラシック音楽に傾倒する。

 国立音楽大学に入学してからは、特にクラシック音楽の作曲に没頭し、卒業後は都立志村高校の音楽教師になるが、1年で退職して因幡晃のツアーに参加、プロミュージシャンとなる。

 1985年にはバンド「パラダイムシフト」(ギター:松下誠、ベース:富倉安生、ドラムス:宮崎全弘)に参加。1992年にはバンド「パラドックス」(ギター:棚部陽一、ベース:竹田弘樹、ドラムス:菅沼孝三)に参加。

 現在までに、来生たかお、山下達郎、谷村新司、ボブ佐久間、玉置浩二、安全地帯、千住明、辛島美登里、Kinki Kids、竹内まりや、福山雅治、渡辺真知子、叶正子、村下孝蔵、因幡晃などのツアーやレコーディングに参加をする。1999年からは、自己のピアノソロライブを行い好評を博す。近年(2004年以降)は、オーケストラとの共演にもその音楽活動の幅を拡げている。現在も、スタジオワークとライブのサポートの双方の活動を精力的に展開中。
 
 2001年10月20日に自主制作で初のピアノソロアルバム(1stアルバム)「心ときめいて」(自主制作/ライブ盤)を発表。2003年02月23日にはクラシックの楽曲を収めたピアノソロアルバム(2ndアルバム)「Story of Romantic Melodies」(自主制作/ライブ盤)を発表。2005年09月18日には3rdアルバム「Requiem」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。2007年09月13日には4thアルバム「あたたかな時間」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。

 2014年の秋から「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の活動に再び参加。

 2018年04月27日に株式会社DELLA(デラ)よりCD「眠りのジャズ / 松田真人」を発表。06月25日付でオリコンの業界紙「コンフィデンス」のアルバムチャート82位に入る。2019年03月29日には株式会社DELLA(デラ)より第二弾のCD「夜カフェ〜ジャズ・ピアノ」を発表。

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