仕事「スタジオの録音」

 今日は、若草恵さんのアレンジで、市川由紀乃さんと言う方の録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに松原秀樹さん、エレキ・ギターに久し振りの土方隆行さん、フォーク・ギターにやはり久し振りの田代耕一郎さん、ピアノに松田真人、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、杉野裕さんのストリングス・セクション、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 一曲目は「蝉しぐれ」と言う、テンポが80でキーがC♯マイナーの曲。こちらの曲では基本の編成に、イングリッシュ・ホルンの石橋雅一さんとフォーク・ギターの谷康一さんが加わりました。音出しをすると切ない雰囲気の曲そしてアレンジで、一度録音をしたテイクを調整室で聴かせて頂いた時に、丁度目の前に歌詞カードがあったので、それを見ながら今録音をしたテイクを聴いてみると、実に悲しい内容の歌詞でした。そう言えば若草さんは以前「僕は歌詞を見ないと(読まないと)アレンジが出来ないんだよね!(つまり、サウンドのイメージが湧かないと言うことでしょうか)」と、そのようなニュアンスのことを仰っていたことがあって、若草さんはこの悲しい歌詞を読んで、アレンジのイメージを膨らませたのかな?等と思いました。

 二曲目は「年の瀬あじさい心中」と言う、テンポが77でキーがA♭メジャーの曲。こちらの曲では基本の編成に、トロンボーンの中山英二郎さんと女性コーラスの3人の方が加わりました。音出しをすると1曲目とは違い、中山英二郎さんのトロンボーンのアドリブ等がフューチャーされた、4ビートではありませんが、お洒落な雰囲気で大人の素敵なサウンド。僕が弾くピアノも、Aメロに書き譜のフィルイン的なフレーズや、高音域で自分でアドリブでフィルインを弾くように指定されていました。そしてこの高音域でのフィルインですが、最初、僕の方で少しばかり読み間違えてしまい、高音域でハーモニーを弾くように書かれていると勘違いをしてしまい、若草さんがわざわざ僕のところまで来て下さり「この部分はそうではなくて、高音域でフィルイン的なフレーズを弾いて下さい」と確認をして下さいました。他にも何箇所でフィルインを弾くように指定されていましたが、この曲の雰囲気やサウンドが僕自身も好きな感じだったと言うこともあってか、気持ち良く演奏に入り込むことが出来、最終的には納得の演奏をすることが出来ました。

 市川由紀乃さんは、演歌の歌手として活動をされていらっしゃるようですが、今日の若草さんのアレンジは、所謂演歌のアレンジではなく、そして市川由紀乃さんの歌声は、実に清らかで清々しく魅力的な歌声でした。

 と言うことで、午後7時から始まった録音は、午後9時頃には無事に終了です!
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プロフィール

masatomatsuda

Author:masatomatsuda
◯松田真人へのメールは
<requiemmasatomatsuda@gmail.com>へお願い致します!

◯松田真人(ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作・編曲、プログラミング、ヴォーカル)

1956年(昭和31年)2月25日北海道小樽市に生まれる 星座 魚座 血液型 B型
1974年(昭和49年)北海道小樽市立小樽潮陵高等学校を卒業
1978年(昭和53年)国立音楽大学教育音楽学科第1類を首席で卒業
1979年(昭和54年)都立志村高等学校の音楽教師を1年で退職

 母親の薦めで、5歳7ヶ月頃よりオルガンを始め、6歳7ヶ月頃にピアノを習い始める。小学時代より流行歌に魅せられ、中学時代にはラジオから聞こえて来た洋楽を聴いたことが切っ掛けで、より一層音楽に夢中になり、高校時代にはキング・クリムゾン、エルトン・ジョン、イフ、サンタナ、チック・コリア等の影響を受け、大学時代はスクリャービン、ラフマニノフ等のクラシック音楽に傾倒する。

 国立音楽大学に入学してからは、特にクラシック音楽の作曲に没頭し、卒業後は都立志村高校の音楽教師になるが、1年で退職して因幡晃のツアーに参加、プロミュージシャンとなる。

 1985年にはバンド「パラダイムシフト」(ギター:松下誠、ベース:富倉安生、ドラムス:宮崎全弘)に参加。1992年にはバンド「パラドックス」(ギター:棚部陽一、ベース:竹田弘樹、ドラムス:菅沼孝三)に参加。

 現在までに、来生たかお、山下達郎、谷村新司、ボブ佐久間、玉置浩二、安全地帯、千住明、辛島美登里、Kinki Kids、竹内まりや、福山雅治、渡辺真知子、叶正子、村下孝蔵、因幡晃などのツアーやレコーディングに参加をする。1999年からは、自己のピアノソロライブを行い好評を博す。近年(2004年以降)は、オーケストラとの共演にもその音楽活動の幅を拡げている。現在も、スタジオワークとライブのサポートの双方の活動を精力的に展開中。
 
 2001年10月20日に自主制作で初のピアノソロアルバム(1stアルバム)「心ときめいて」(自主制作/ライブ盤)を発表。2003年02月23日にはクラシックの楽曲を収めたピアノソロアルバム(2ndアルバム)「Story of Romantic Melodies」(自主制作/ライブ盤)を発表。2005年09月18日には3rdアルバム「Requiem」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。2007年09月13日には4thアルバム「あたたかな時間」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。

 2014年の秋から「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の活動に再び参加。

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