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仕事「スタジオの録音」

 今日は、若草恵さんのアレンジで、ケイ潤子さんの録音が2曲ありました。編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに富倉安生さん、エレキ・ギターに角田順さん、フォーク・ギターに谷康一さん、ピアノの松田真人、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、ミュゼット・アコーディオンの方、杉野裕さんのストリングス・カルテット、そしてマニピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「白いラベンダー」と言う、テンポが76でキーがFマイナーの曲。譜読みを始めると、イントロにピアノがメロディを奏でる書き譜が、そして間奏はイントロの同じコード進行でピアノがアドリブと記してあります。早速一通りコードのチェック、そしてイントロの書き譜の練習です。間奏のアドリブは、コード進行に沿って自然に湧いたイメージを本番でも弾けるように準備。そして全体の音合わせや、仮歌を御本人のケイ潤子さんに歌って頂くと、関係者の方から「済みませんが、半音下のキーで1コーラスだけやらせて下さい」とリクエストがあり、半音下のEマイナーのキーで1コーラスだけケイ潤子さんに歌って頂くと、その結果、本番の録音は、譜面の半音下のEマイナーのキーで録音することになりました。さあ、大変!(笑)今まで、すっかりFマイナーのキーで慣れてしまっているのと、既に写譜屋さんが書いたマスター・リズムの譜面の上(正確にはコピーをした譜面)に半音下に移調して書くとなると、譜面上に色々な情報が混在して、兎に角、見難くなってしまいます。それでも短時間で半音下のコードに書き直し、イントロ等の書き譜のメロディーもやはり半音下に急いで書き直し、でもどうしても見難いので、ミスタッチが出ることも予想されます。結局の本番の録音では、イントロの書き譜や間奏のアドリブは問題無く弾けたのですが、歌中を3か所、部分的にやり直させて貰いました。

 そしてもう1曲は、原曲があの懐かしいアダモ氏の曲で「君を愛す」と言う、(実はこの曲のテンポを確認するのを忘れてしまいました)キーがAマイナーの曲。ミディアム・テンポ位だったでしょうか。そしてこの曲は、基本的には僕のピアノと杉野さんのソロ・ヴァイオリンの二人だけの演奏。最初に若草さんを中心にして簡単な打ち合わせがあり、その後2回程度のリハーサルをやり本番の録音。ケイ潤子さんは、シャンソンをメインに歌われていらっしゃるようで、アダモ氏の歌を歌われるのは、なるほど分かるような気がします。

 それからこの曲は既にライブでも歌われていらっしゃるようで、ピアニストの伴奏でライブで歌われているケイ潤子さんの音源を少し聴かせて頂き、その雰囲気を掴みます。本番もやはり2回やったでしょうか。1度目のテイクを聴いた際に、若草さんからも「もっと盛り上げて下さい!」とのリクエストがあり、2度目の録音では僕もドラマティックにピアノを弾くことを心掛け、それで無事にOKテイクが録れました。それからこの曲はイントロの前に、杉野さんがヴァイオリンのソロで、若草さんが書いて来た凄く難しそうな書き譜を録音する予定になっていましたが、流石にこの書き譜は初見では難しいでしょう!と言うことになったようで、その録音は行われませんでした。ヴァイオリンの杉野さんも、これには流石に「ホッと」した表情をしていました。と言うことで、今日の録音も無事に終了しました!
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プロフィール

masatomatsuda

Author:masatomatsuda
◯松田真人へのメールは
<requiemmasatomatsuda@gmail.com>へお願い致します!

◯松田真人(ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作・編曲、プログラミング、ヴォーカル)

1956年(昭和31年)2月25日北海道小樽市に生まれる 星座 魚座 血液型 B型
1974年(昭和49年)北海道小樽市立小樽潮陵高等学校を卒業
1978年(昭和53年)国立音楽大学教育音楽学科第1類を首席で卒業
1979年(昭和54年)都立志村高等学校の音楽教師を1年で退職

 母親の薦めで、5歳7ヶ月頃よりオルガンを始め、6歳7ヶ月頃にピアノを習い始める。小学時代より流行歌に魅せられ、中学時代にはラジオから聞こえて来た洋楽を聴いたことが切っ掛けで、より一層音楽に夢中になり、高校時代にはキング・クリムゾン、エルトン・ジョン、イフ、サンタナ、チック・コリア等の影響を受け、大学時代はスクリャービン、ラフマニノフ等のクラシック音楽に傾倒する。

 国立音楽大学に入学してからは、特にクラシック音楽の作曲に没頭し、卒業後は都立志村高校の音楽教師になるが、1年で退職して因幡晃のツアーに参加、プロミュージシャンとなる。

 1985年にはバンド「パラダイムシフト」(ギター:松下誠、ベース:富倉安生、ドラムス:宮崎全弘)に参加。1992年にはバンド「パラドックス」(ギター:棚部陽一、ベース:竹田弘樹、ドラムス:菅沼孝三)に参加。

 現在までに、来生たかお、山下達郎、谷村新司、ボブ佐久間、玉置浩二、安全地帯、千住明、辛島美登里、Kinki Kids、竹内まりや、福山雅治、渡辺真知子、叶正子、村下孝蔵、因幡晃などのツアーやレコーディングに参加をする。1999年からは、自己のピアノソロライブを行い好評を博す。近年(2004年以降)は、オーケストラとの共演にもその音楽活動の幅を拡げている。現在も、スタジオワークとライブのサポートの双方の活動を精力的に展開中。
 
 2001年10月20日に自主制作で初のピアノソロアルバム(1stアルバム)「心ときめいて」(自主制作/ライブ盤)を発表。2003年02月23日にはクラシックの楽曲を収めたピアノソロアルバム(2ndアルバム)「Story of Romantic Melodies」(自主制作/ライブ盤)を発表。2005年09月18日には3rdアルバム「Requiem」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。2007年09月13日には4thアルバム「あたたかな時間」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。

 2014年の秋から「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の活動に再び参加。

 2018年04月27日に株式会社DELLA(デラ)よりCD「眠りのジャズ / 松田真人」を発表。06月25日付でオリコンの業界紙「コンフィデンス」のアルバムチャート82位に入る。

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