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仕事「スタジオの録音」

 今日は、午後6時から8時で、若草恵さんのアレンジで、美樹ようこさんと言う方の録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに長岡道夫さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに角田順さん、ピアノに松田真人、杉野裕さんのストリングス・カルテット、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「北十字星」と言う、テンポが73(73→76→最終的に77に決定)でキーはEメジャーの曲。譜読みを始めると、イントロやエンディングにピアノがメロディーを奏でる書き譜が記されています。そしてすぐに気が付いたのですが、イントロのコード進行が、あの世界的なブラス・ロック・バンドのシカゴを彷彿とさせるサウンドになっていて、これは分かる方には分かりますね!実際に、若草さんが録音の前にピアノのブースにいらっしゃって、この曲のアレンジ等の打ち合わせの際に先方の方から、そのシカゴ風なイントロに付いての説明があったようで、なるほどと頷けました。こちらの曲では、基本の編成に、オーボエの石橋雅一さんが加わりました。音合わせをしてみると、王道のバラードと言った印象でした。

 2曲目は「愛暖めながら」と言う、テンポが126でキーがCメジャーの曲です。こちらの曲では、基本の編成にトランペットの方が加わりましたが、僕は途中までこのトランペット奏者の方が女性の方だと気が付かずにヘッドフォーン越しにトランペットの演奏や音色を聴いていましたが、録音の途中の打ち合わせの段階で、関係者の皆さんや若草さん、そしてミュージシャンの皆さんと、みんなでこの曲の仮の録音を聴いている時に、若草さんから、トランペットの演奏が素晴らしいですね!と声が掛かり、そちらの方を見ると、何と小柄で若い女性の方だったんです。トランペットと言うと、僕はこれまで男性のイメージしかなかったものですから・・・。僕はその方とは、初めて御一緒させて頂いたように思いましたが、実際、素晴らしい演奏でした。

 そして話を戻しますが、2曲目の最初の音合わせの際に、そのサウンドを聴いて、僕が自然にそのサウンドを受け止めて、自分はこんな感じで演奏をしよう!と感じてピアノを弾いていたら、演奏を終えた後に若草さんから「(松田さん)、ピアノは、そんな感じで弾いて下さい!」と言われて、今、僕が弾いた感じの演奏が、若草さんのこの曲に対するイメージの中にあったんだな!と、そしてこの曲に対するサウンド・イメージに僕との共通点があるんだな!と分かり、本番の録音に向けてイメージが固まり、同時に大分リラックスが出来ました。

 それからこの後、今度は美樹ようこさん御本人に仮歌を歌って頂きながら、再度音合わせをした際、今度は約8小節位でしたか、間奏のとある箇所で、この間奏はストリングスがメインでメロディを奏でるようなシーンでしたが、3、4小節目にストリングスが全音符で音を伸ばしているようなシーンがあって、僕がそれに応えるようにして、偶然と言うか、自然にピアノのアドリブでフレーズを弾いたんですね。すると若草さんが、「そこは、ピアノで行きたいですよね!じゃあ、シンセサイザーのそこのフレーズは止めて(実はそこにシンセサイザーの決めのフレーズがあったのです)、松田さんがピアノで弾いて下さい!色っぽい感じで弾いて下さいね!」と、若草さんが最初に考えていらっしゃったアレンジのイメージを、僕がそこにピアノのフレーズを偶然に弾いたことで、何と変更をして下さったのです。結局、本番の録音でも勿論、僕がその部分に付いては、ピアノでフレーズを弾かせて頂きました。そして無事に録音を終えた後も、若草さんは僕のところに来て下さって「あのフレーズ、良かったですよ!」と、僕の労を労って下さるような言葉を掛けて下さいました!これは嬉しかったですね!と言うことで、今日も無事に終了です!
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プロフィール

masatomatsuda

Author:masatomatsuda
◯松田真人へのメールは
<requiemmasatomatsuda@gmail.com>へお願い致します!

◯松田真人(ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作・編曲、プログラミング、ヴォーカル)

1956年(昭和31年)2月25日北海道小樽市に生まれる 星座 魚座 血液型 B型
1974年(昭和49年)北海道小樽市立小樽潮陵高等学校を卒業
1978年(昭和53年)国立音楽大学教育音楽学科第1類を首席で卒業
1979年(昭和54年)都立志村高等学校の音楽教師を1年で退職

 母親の薦めで、5歳7ヶ月頃よりオルガンを始め、6歳7ヶ月頃にピアノを習い始める。小学時代より流行歌に魅せられ、中学時代にはラジオから聞こえて来た洋楽を聴いたことが切っ掛けで、より一層音楽に夢中になり、高校時代にはキング・クリムゾン、エルトン・ジョン、イフ、サンタナ、チック・コリア等の影響を受け、大学時代はスクリャービン、ラフマニノフ等のクラシック音楽に傾倒する。

 国立音楽大学に入学してからは、特にクラシック音楽の作曲に没頭し、卒業後は都立志村高校の音楽教師になるが、1年で退職して因幡晃のツアーに参加、プロミュージシャンとなる。

 1985年にはバンド「パラダイムシフト」(ギター:松下誠、ベース:富倉安生、ドラムス:宮崎全弘)に参加。1992年にはバンド「パラドックス」(ギター:棚部陽一、ベース:竹田弘樹、ドラムス:菅沼孝三)に参加。

 現在までに、来生たかお、山下達郎、谷村新司、ボブ佐久間、玉置浩二、安全地帯、千住明、辛島美登里、Kinki Kids、竹内まりや、福山雅治、渡辺真知子、叶正子、村下孝蔵、因幡晃などのツアーやレコーディングに参加をする。1999年からは、自己のピアノソロライブを行い好評を博す。近年(2004年以降)は、オーケストラとの共演にもその音楽活動の幅を拡げている。現在も、スタジオワークとライブのサポートの双方の活動を精力的に展開中。
 
 2001年10月20日に自主制作で初のピアノソロアルバム(1stアルバム)「心ときめいて」(自主制作/ライブ盤)を発表。2003年02月23日にはクラシックの楽曲を収めたピアノソロアルバム(2ndアルバム)「Story of Romantic Melodies」(自主制作/ライブ盤)を発表。2005年09月18日には3rdアルバム「Requiem」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。2007年09月13日には4thアルバム「あたたかな時間」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。

 2014年の秋から「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の活動に再び参加。

 2018年04月27日に株式会社DELLA(デラ)よりCD「眠りのジャズ / 松田真人」を発表。06月25日付でオリコンの業界紙「コンフィデンス」のアルバムチャート82位に入る。

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