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過去の「日記」2016年07月01日〜31日

2016年07月31日(日)

 今日観た映画は「アウトロー(2012)/Jack Reacher」(2012年アメリカ映画)と言う、 アクション、サスペンス、犯罪物、そして小説の映画化。キャストは、トム・クルーズ(男優)ジャック・リーチャー、ロザムンド・パイク(女優)ヘレン、リチャード・ジェンキンス(男優)ロディン、デヴィッド・オイェロウォ(男優)エマーソン、ヴェルナー・ヘルツォーク(男優)ゼック、ジェイ・コートニー(男優)チャーリー、その他の皆さん。

 内容は、ある日突然、静かな街並みに突如響き渡る銃声、そして凶弾に倒れる人々。遺留品から元米軍スナイパーが逮捕され、スピード解決と思われた事件でしたが、黙秘を続ける容疑者は、「ジャック・リーチャーを呼べ」という謎の言葉を残した後、護送中に他の囚人によるリンチに遭い意識不明の重体になってしまいます。果たして「ジャック・リーチャー」とは何者なのか?そして事件の真相は?イギリスの推理小説家リー・チャイルドによる全米ベストセラー小説「アウトロー」(原題「One Shot」)をトム・クルーズ制作・主演で完全映画化した作品で、これは楽しめました。お薦めです!

2016年07月30日(土)

 今日は、新宿は曙橋の「BACK IN TOWN」で濱田金吾さんのライブがあり、無事に終了しました。午後2時頃には会場に到着。既にパーカッションの松藤さんが到着済みで、楽器のセッティングを始めていました。今回のサポート・ミュージシャンは、片桐幸男(Gt)さん、松藤一英(Par)さん、 和気 淳(Sax)さん、そして松田真人(Key)。濱田さんのサポートが今回初めての和気さんは、唯一の40代で、他のミュージシャンは僕を含めて全員60代。さあ、どんな雰囲気のステージになるでしょうか。 

 会場での本番直前のリハーサルは、いつも通りに1曲目からほぼ全曲を通して、その後はお店の美味しいパスタを頂いて控え室に行き談笑。開演は予定通り午後7時。「Jazzy Night.」と称された今日の濱田さんのステージは、前半の最初の2曲では濱田さんの曲をやり、その後はジャズのスタンダード曲をやる事に。後半のステージもジャズのスタンダード曲を多くやりました。そんな選曲もあってか濱田さんが客席の皆様方に「今日はこんな感じの雰囲気なんだけど、大丈夫?楽しんでる?」等と何度か声を掛けていらっしゃいました。濱田さん御自身も久し振りにベースを弾いた事もあってか、(実際、ベースを弾きながら歌を歌うのは結構難しいと思いますが、濱田さんは果敢に攻めていたように思いました)なかなか大変そうです!

 それでも本番のステージが一番良かったと、僕は演奏をしていてそう感じました。客席の皆様方も楽しんでいらっしゃったようですし、僕自身も楽しいステージでした。ミュージシャンの皆さんの演奏もやはり本番が一番良かったと思いますが、それにしてもギターの片桐幸男さんのプレイが御機嫌でした。片桐さんと御一緒させて頂くといつもそう感じますが、本当に素晴らしいギタリストの方だと思います。今日の濱田さんのライブもとても刺激にもなりましたし、何よりも増して楽しい濱田金吾さんのライブになったと思います。それからライブ直前に濱田さんやミュージシャンの皆さんと集合写真を撮らせて貰ったので、明日にでもアップさせて貰おうと思いますので、もう暫くお待ち下さい!

 そして集合写真ですが、左からギターの片桐幸男さん、パーカッションの松藤一英さん、キーボードの松田真人、サックスの 和気 淳さん、そしてボーカル&ベースの濱田金吾さんです!

2016年07月30日

2016年07月29日(金)

 世界的なピアノスト中村紘子さんが、今週の26日(火)に大腸癌の為にお亡くなりになっていた事が分かりました。享年72歳。1944年、山梨県生まれ。日本音楽コンクールで1位特賞。65年にショパン国際ピアノコンクールで4位入賞、最年少者賞を受けました。その後も世界各地で公演をしながら、チャイコフスキー国際コンクールやショパン国際ピアノコンクール等数々の権威あるコンクールの審査員も務め、97年から約12年間にわたって浜松国際ピアノコンクールの審査委員長を務めるなど若手ピアニストの発掘や育成にも尽力しました。これまでに国内外で3800回を超える演奏会を行い、2008年に紫綬褒章を受章したほか、翌年には日本芸術院賞・恩賜賞に選ばれています。89年、国際コンクールの舞台裏を書いた著書「チャイコフスキー・コンクール」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。その後もエッセー集「ピアニストという蛮族がいる」を出版する等、文筆家としても活躍しました。2014年に大腸癌が見つかり、一時休養。昨年6月に本格復帰を宣言したが、同8月に活動休止を発表。今年の春から活動を再開するなど、復帰と休養を繰り返していた最中でした。心より御冥福をお祈り致します。

 今日観た映画は「オデッサ・ファイル/The Odessa File」(1974年イギリス・西ドイツ合作映画)と言う、 ドラマ、サスペンス、政治物、そしてスパイ物の映画。原作はフレデリック・フォーサイスで、 キャストは、ジョン・ヴォイト(男優)ミラー、マクシミリアン・シェル(男優)ロシュマン、マリア・シェル(女優)ミラーの母、デレク・ジャコビ(男優)、ピーター・ジェフリー(男優)、ギュンター・マイスナー(男優)、ハンネス・メッセマー(男優)、その他の皆さん。

 内容は、ジョン・ヴォイト演じるルポライターのペーター・ミラーはある日、自殺した老人の日記を入手します。その日記には、ユダヤ人の彼がリガ収容所で体験したナチSS隊員の非道な仕打ちが記されていました。ペーターは復讐を果たせず死んだ老人に代わって、マクシミリアン・シェル演じる元SSのロシュマンを探し出す決意をします。元SS隊員たちが「オデッサ」という秘密組織を結成して、逃亡やID取得の手助けをしていることを掴み、ペーターは体を張った調査に飛び込むのですが、実は彼の胸には誰にも打ち明けていない秘密があったのです。果たしてその秘密とは・・・。少し前の映画ですが、適度な緊張感もあり最後まで飽きずに観る事が出来ました。お薦めです!

2016年07月28日(木)

 今日は、今週の7月30日(土)に曙橋の「BACK IN TOWN」で行われる濱田金吾さんのライブに向けてリハーサルがありました。今回のサポート・ミュージシャンは、片桐幸男(Gt)さん、松田真人(Key)、松藤一英(Par)さん、そして和気 淳(Sax)さんと、僕自身、久し振りのメンバーだったり、そしてサックスの和気さんは初めて一緒に演奏をするミュージシャンの方です。

 リハーサルはいつもより早い午前11時頃から始まり、例によって1曲目から曲順で通して行き、問題のある箇所や曲に付いては確認をしたり何度かチェックが行われました。それから今回はメニューがいつもの雰囲気と大分違っているので、濱田さん曰く「これで大丈夫かな?退屈しないかな?」等と若干気にされているような感じでしたが、その辺も含めて、当日聴きに来て下さった皆様方の反応も楽しみなライブになりそうです!

2016年07月25日(月)

 昨年からオリジナル曲の作曲やオケの制作に精を出していて、既に現状では11曲が完成をしていますが、その後もその11曲に付いてデータに更に手を加えたりして、更新をしています。例えば「とある曲」では、フルートの強弱(クレッシェンドやディミネンド)に手を加えた事で、結果オーボエやホルンの強弱にも手を入れたくなり、MIDIデータに手を加えて再度録り直す事で、これまでより納得の行く自然なサウンドになって来ました。他の曲でも、部分的にリズムのメリハリが足りないような気がしていた曲があって、それらに付いてエレキ・ギターのカッティング(パターンをプログラムした音色)を加えた事で、やはりより納得の行くサウンドになって来ました。オリジナル曲は、これからも色々と作って行こうと思っています!

2016年07月23日(土)

 来月の8月20日(土)に神奈川l県民小ホールで行われる小杉十郎太さんの音楽活動10周年記念ライブに向けて、自分自身で譜面や音資料のチェックと併せて、今回小杉さんのサポートをしてくれるミュージシャンの皆さんとメールのやり取りを始めました。今回のメンバーには、いつも小杉さんのサポートしているミュージシャン以外に、初めてサポートをするミュージシャンが2人居て、年齢的にも僕以外のミュージシャンは、20代と30代のミュージシャンになります。(何と)若いこと~!!!それはそれで楽しみなのですが、リハーサル等、決して余裕のある状況ではないとも思いますので、各ミュージシャンに事前に譜面と音資料をしっかりとチェックをして貰い、それぞれの楽曲に付いてのアプローチ等を考えて貰うよう、申し送りをしたところです。

 今日観た映画は「誰かに見られてる/Someone to Watch Over Me」(1987年アメリカ映画)と言う、 ドラマ、サスペンス、そして刑事物の映画。リドリー・スコット監督作品で、キャストは、トム・ベレンジャー(男優)、ミミ・ロジャース(女優)、ロレイン・ブラッコ(女優)、ジェリー・オーバック(男優)、アンドレアス・カトスラス(男優)、 ダニエル・ヒュー・ケリー(男優)、その他の皆さん。

 内容は、友人が殺されるのを目撃したミミ・ロジャース演じる令嬢クレアと、彼女を護衛する事になったトム・ベレンジャー演じるキーガン刑事。命の危険を乗り越えて行く中で、やがて2人は魅かれ合って行きますが、しかし刑事には家庭が、そして2人の間には身分の違いがありました。ニューヨークの夜の風景を美しく切り撮って行くカメラ目線とスティングが歌う"Someone to Watch Over Me"が流れる冒頭から、切なくやるせない大人の恋の映画だと感じさせてくれます。そしてこの映画では、リドリー・スコット監督の「ブレードランナー」から“メモリーズ・オブ・グリーン”と言う曲が、どうも劇中で使われているようですね。どこかで聴いた事のある甘い旋律が奏でられます。まずまずの作品だと思います。

2016年07月19日(火)

 今日は、宮崎慎二さんのアレンジで、和田青児さんと言う方の録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに長岡道夫さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに角田順さん、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、エレピに松田真人、篠崎正嗣さんのストリングス・セクション、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「燃えて咲け」と言う、テンポが78でキーがDマイナーの曲。この曲は全編を通して、多くのパート(楽器)でキメが多いアレンジになっていました。

 2曲目は「みんなの世界」と言う、テンポが93でキーがAメージャーの曲。こちらの曲では、基本の編成に坂本さんと言う女性のティンホイッスルが加わりました。このティンホイッスルは、僕は初めて耳にした楽器だと思いますが、その音色は、民族楽器のような雰囲気のする音色の笛でした。アレンジはフォルクローレ風な雰囲気になっていました。それから篠崎さんのストリングス・セクションは、ダブル・カルテットの編成になりました。

 それからベーシストの渡辺茂さんが、今月の7月17日(日)に、お亡くなりになりました。渡辺茂さんは「もんた&ブラザーズ」でデビュー後、フリーのベーシストとして活動をしていましたが、僕は、辛島美登里さんのサポートで御一緒をさせて頂きました。享年59歳。ここに心より御冥福をお祈り致します。

2016年07月18日(月)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、金沢明子さんの録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに長岡道夫さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに角田順さん、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、ピアノに松田真人、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「夕月の宿」と言う、テンポが100でキーがBマイナーの8分の6拍子の曲。こちらの曲では基本の編成に、オーボエの石橋雅一さん他、フルートの方が二人、クラリネットの方、それに杉野裕さんのストリングス・セクションが加わりました。金沢明子さん御自身に仮歌を歌って頂くと、切なくて悲しい雰囲気の曲で、1コーラス後のブリッジ部分には、Bマイナーのキーに対してEマイナー6のコードととBマイナー(add9)のコードが指定されていて、BマイナーのスケールのC♯の9thの音を印象付けるようなストリングスのフレーズやハーモニーで、これは若草さんのサウンドには時折顔を出す特徴的なサウンドで、同時に日本的な響きを感じさせるサウンドでもあります。因にこの曲の作曲は若草さん御本人で、繊細且つドラマティックなメロディーの曲でした。テンポは、100→102→103と変更されました。


 2曲目は「ひだまりの酒場」と言う、テンポが118のキーがBマイナーの曲。こちらの曲では、基本の編成に、平原まことさんのサックス他、ブラス・セクションの皆さんが加わりました。やはり金沢明子さんに仮歌を歌って頂きながら音合わせをすると、1曲目とは打って変わって軽快でロックの乗りのリズムに威勢の良い歌声で、ノリの良い雰囲気のアレンジになっていました。オーケーテイクが録れたところで、調整室に行き、そのテイクを聴きながらこの曲の歌詞を見ると、大人の内容の歌詞でした!テンポも最終的には120に少しテンポ・アップしました。そしてこちらの曲も若草さんの作曲でした。

2016年07月17日(日)

 今日は午前中から、去年から今年に掛けて自分が作った全11曲のオリジナル曲のオケのチェックと、来月の20日(土)に行われる小杉さんのライブに向けて書いている譜面のチェックをしました。一通りの作業を終えたところで、これから休憩に入りま~す!

2016年07月14日(木)

 今日は、来月の20日(土)に神奈川県民の小ホールで行われる小杉十郎太さんの音楽活動10周年ライブに向けての打ち合わせがあり、久し振りに小杉さんとお会いして来ました。既に選曲や曲順も決まりつつあるようで、今日はそんなたたき台をベースにして打ち合わせが行われました。小杉さんからもリクエストがあったり、今回のライブはサポート・ミュージシャンもいつもよりも多いので、本番がどのような雰囲気のライブになるのか、今からとても楽しみです!

2016年07月12日(火)

 最新の新曲のオケ作りは、今日の午後になって、イントロとエンディングに、自分でもこれまで想像していなかった雰囲気の音色によるフレーズを録音した事で、また一歩前進した感じがして来ました。果たしてこれが本当に良いのかどうか?もう少し検討の余地はあるかも知れませんが、この音色とフレーズが予想していなかっただけに、ちょっと面白い展開になりそうです!

2016年07月11日(月)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、ペギー葉山さんの録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに長岡道夫さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに角田順さん、ラテン・パーカッションに鳴島英治さん、ピアノに松田真人、杉野裕さんのストリングス・セクション、マニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「泣きながら微笑んで」と言う、テンポが105でキーがEメジャーの三拍子の曲。こちらの曲は基本の編成に、水野弘文さんのアコーディオンが加わりました。そして録音の前に若草さんから「この曲は当時、石原慎太郎さんの作詞・作曲で、石原裕次郎さんが歌った曲です!」との紹介があり、ペギー葉山さんに仮歌を歌って頂きながら録音が始まりました。テンポは最初の設定よりも少しゆったりとした103に落ち着きました。

 2曲目は「おもいでの岬」と言う、テンポが74でキーがGメジャーの曲。こちらの曲では基本の編成に、石橋雅一さんのオーボエやホルンの方、そしてコントラ・バスの方がそれぞれ加わりました。曲調は、穏やかで温かな雰囲気の曲。一度本番のテイクが取れた段階で、サイズやテンポの変更等があり、もう一度録り直す事になりましたが、予定よりも若干押して、午後4時過ぎには無事に終了です!

2016年07月10日(日)

 今日は、今月の14日(木)の夜9時からテレビ朝日系列で始まる「はじめまして、愛しています。」と言うTVドラマで、ピアノのお手伝いをさせて頂く為に都内某所に出掛けて来ました。内容の詳細に付いてはオフレコになりますが、午後4時半頃には都内某所に到着、予定よりも少し早く午後7時過ぎには終了と言う事で、無事に終了をして何よりでした。特に第三話に注目をして頂ければと思います!!!

2016年07月09日(土)

 最新の新曲のオケ作りは、今日で一通りのAUDIO録音を終えたところですが、今後は細かい点で直しが必要かも知れません。そして後は、もう少し何かが必要なのかどうか・・・ですね。

2016年07月08日(金)

 新曲のオケ作りは、やっと全体のサイズや構成が決まり、昨日辺りからAUDO録音に入っています。主な楽器に付いてもその演奏内容に付いてほぼ納得はしているのですが、もう一つ何かしら欲しい感じがあって、それが何なのか?まだ分かりません。それともそう言った問題ではないのかも知れません。今後もこの作業を続けながら、(もしかしたら)部分的な変更や新しい楽器やフレーズを加える事が出て来そうです!

2016年07月05日(火)

 先月末から作り始めている自分の新曲に付いて、現状MIDI録音の段階ではありますが、大凡のところまでは出来上がりつつも、まだ納得の行かない部分もあり、AUDIO録音には入れていません。必ずしも複雑な構成では無いのですが、演奏の時間が10分を越える長さなのと、全体的なメリハリやアンサンブルの面で今一つイメージが固まって来ていないのと、まだ少し時間が掛かりそうな感じです。それでも日々、少しずつではありますが前に進んでいます。このところは連日この作業に没頭中!

2016年07月02日(土)

 今日は、神前 暁 (こうさきさとる)さんの書きで、8月19日からロードショー公開されるアニメーション映画「劇場版全三部作 傷物語2熱血篇」の劇伴の録音がありました。

 リズム録りの編成は、ドラムに伊藤史朗さん、ウッド&エレキ・ベースに渡辺等さん、アコースティック&エレキ・ギターに伊丹雅博さん、ピアノとエレピに松田真人です。前半はメンバー全員によるリズム録りの曲が中心で、後半は僕のピアノのダビングと言う録音でしたが、サウンド的にはいつものポップス系の録音と言うよりもジャージーな雰囲気の曲が多く、後半のピアノのダビングも、スローなバラード曲が中心の心地良いメロディーとハーモニーで書かれていました。今日は全部で15曲。それでも1曲だけ難しい曲(全編に渡って16分音符の練習曲のような雰囲気)があり、少々手こずりましたが、部分的に弾き直しをして無事に終える事が出来ました。と言う事で、今日は100%書き譜の曲もあれば、自由に弾けるジャージーな曲もあって、なかなか気持ちの良い録音でもありました。それから今日の録音は最近では珍しく午前10時に録音開始でしたが、午後2時半頃には終了。地下のスタジオから駐車場のある外に出ると、それはもう蒸し暑くて、今年もいよいよ暑い夏がやって来たと言う実感です。

2016年07月01日(金)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、中里亜美さんと言う方の録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに長岡道夫さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、ピアノに松田真人、小池弘之さんのストリングス・セクション、マニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「人恋しさに」と言う、テンポが124でキーがA♭マイナーです。そうそう今日スタジオに入ってギターの安田さんに「おはようございます!」と挨拶をさせて頂いたら、「マッちゃん、今日もA♭マイナーの曲があるよ」と安田さんに言われて早速譜読みを始めると、先日のA♭マイナーの曲に比べて難しそうな書き譜がなかったので、少し一安心。(笑)そしてこの曲では、エレキ・ギターに大久保明さん、フリューゲル・ホルンに奥村晶さん、他に女性コーラスの方が加わりました。録音が始まる前に若草さんから「あまりハネ過ぎないように」とリクエストがあり、テンポも最終的には122に少し落ちて、曲調はシャッフルのミディアム・テンポの軽快な曲でした。

 2曲目は「軽井沢愛人(アマン)」と言う、テンポが116のキーが Gの曲です。こちらの曲では基本の編成に、ガット・ギターに田代耕一郎さん、女性コーラスに斉藤妙子さんが加わりました。この曲のサウンドはボサノヴァで、これがとにかく気持ちが良かったです。いつもながらの若草さんの流麗なストリングス、田代さんのガット・ギターのフィル・イン、そしてピアノはイントロやブリッジ等にメロの書き譜がありましたが、これがまた心地良いメロディーで、弾いていてとても気持ちが良く、歌中でも適度にフィル・インを弾きました。と言う事で、今日も無事に終了です!

過去の「日記」2016年06月01日〜30日

2016年06月30日(木)

 今日は、来月発表される声優の小杉十郎太さんのニュー・アルバム「NATURAL」に収録される、小杉さんと僕の共作(作詞:小杉十郎太 作曲:松田真人)の「KOMICHI」と言う楽曲のオケのミックスの立ち会いに出掛けて来ました。場所は、今回のアルバムでサウンド・プロデューサーも兼ねているヤマザキ・テツヤさんのハウス・スタジオで、所狭しと沢山の機材に囲まれた中で行われました。ヤマザキさんは、最初はドラマーとしてスタートをされたようですが、その後、仕事をしながら自然な流れの中で色々な楽器に接する機会を得て、今では沢山の楽器を演奏するマルチ・プレーヤーとして音楽の世界で活躍をされていらっしゃるようで、僕もヤマザキさんのミックスに耳を傾けながら、それらの経緯に付いてとても興味深く話しを聴かせて貰いました。そして「KOMICHI」のオケのミックスも順調に進み、御陰様で素敵な雰囲気に仕上がりそうです!小杉さんのニュー・アルバムの完成が楽しみになって来ました。

2016年06月29日(水)

 今日は、ビートルズの初来日から丁度50年目の日です!

2016年06月27日(月)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、王春香さんと言う方の録音が2曲ありました。編成は、フォク・ギターに安田裕美さん、ピアノに松田真人、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「ばら色の夢」と言う、テンポが80でキーが何とA♭マイナー(♭が7つ)です!譜読みを始めると、やはりと言うべきか、イントロ、間奏、エンディング、更には歌中にも書き譜のフレーズが記されていて、何せ普段滅多にお目にかかれない A♭マイナー(変イ短調)キーなので、本番までの短い時間で出来るだけ体に染み込ませるべく、何度も弾いて覚え込ませます。曲調及びアレンジは、切ない雰囲気。そんな難易度の高い譜面でしたが、今日は更に、ヘッドフォーンの音の返り具合があまり良い状態にならずに、演奏に臨まざるを得なくなってしまい、本番では頑張って集中をして、2度目の録音をオーケーテイクにして貰い、後は部分的に直しをして1曲目は無事に終了。

 2曲目は「ふたりのメルヘン」と言う、テンポが100でキーがGメージャーの曲。こちらの曲は、若草さんと西村真吾さんの共同アレンジとの事。 そしてタイトルにもあるように、一部メルヘン風なアレンジがあったりと、最初の曲とは大分違う「明るく爽やかな」雰囲気の曲でしたが、録音に際しては一部コードの変更等があったりしましたが順調に進み、結果的には予定よりも少し早めに終了しました。

 帰宅後は、このところ自宅録音で精を出している自分の新曲のオケ作りに専念。まだMIDI録音の段階ですが、大分雰囲気が出て来ました。

2016年06月23日(木)

 今日観た映画は、これまでとは打って変わって「転校生」(1982年日本映画)と言う、ドラマ、コメディ、ファンタジー、青春物、学園物、そして小説の映画化。大林宣彦監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、 小林聡美(女優)斉藤一美、尾美としのり(男優)斉藤一夫、佐藤允(男優)斉藤明夫(一夫の父)、樹木希林(女優)斉藤直子(一夫の母)、入江若葉(女優)斉藤千恵(一美の母)、宍戸錠(男優)斉藤孝造(一美の父)、志穂美悦子(女優)大野光子、その他の皆さん。

 内容は、一字違いの幼なじみの尾美としのりさん演じる斉藤一夫(かずお)と小林聡美さん演じる斉藤一美(かずみ)は、神社の石段から転げ落ちた事で、お互いの人格が入れ替わってしまいます。2人はその事を周りの人間に秘密にしながら、何とかして元に戻ろうと努力しますが・・・。中学生の級友の男女が、その中身だけが入れ変わってしまうと言う実に荒唐無稽なお話ですが、これはなかなか面白かったです。当時まだ殆ど無名の新人だった小林聡美さんと尾美としのりさんの演技が光ります。最後のオチは、想像の域を越えませんでしたが、それでも主役の2人の微妙な関係には、笑う事しきりでした。お薦めです!

2016年06月22日(水)

 ここ最近は連日のように小津監督の作品を観て来たので、今日は違う監督の作品を観ようと思い一つ二つと観始めましたが、何故か「ピン」と来るものが無いので、やはり小津作品を観る事に。(僕はもうすっかり小津映画に嵌まってしまったようです!)そして観たのは、好きでこれまでにも何度か観た作品の「浮草」。以前にも「日記」で触れた事があるかも知れませんが、そうだったら笑ってやって下さい。(笑)「浮草/Drifting Weeds」(1959年日本映画)と言う、ドラマ。そしてリメイク映画。小津安二郎監督が松竹を離れて大映で撮った作品で、そんなところがこれまでの小津作品とはちょっと雰囲気が違いますが、それでも構図や色彩感覚等は正に「小津調」。キャストは(以下、敬称略)、中村鴈治郎(二代目)(男優)嵐駒十郎、京マチ子(女優)すみ子、若尾文子(女優)加代、川口浩(男優)本間清、杉村春子(女優)お芳、野添ひとみ(女優)小川軒のあい子、笠智衆(男優)「相生座」の旦那、三井弘次(男優)吉之助、田中春男(男優)矢太蔵、潮万太郎(男優)仙太郎、浦辺粂子(女優)しげ、その他の皆さん。

 内容は、1934年の作品「浮草物語」を小津監督自らがリメイクした作品。志摩半島の小さな港町を舞台に、中村鴈治郎(二代目)さんが親方となるドサ廻り一座「嵐駒十郎一座」とそれを取り巻く人々の様々な人間模様や恋を描いた作品。大人の女性の魅力溢れる京マチ子さん、可憐で美しい若尾文子さん、更には爽やかな川口浩さん、他の小津作品とは少し違う雰囲気の心優しいキャラクターの杉村春子さん、そして圧巻の存在感の中村鴈治郎(二代目)さんと、それぞれの役者さんの魅力が満載です。切ないシーンもありますが、最後は一緒に旅に出る中村鴈治郎さんと京マチ子さんの関係もなかなか良いです!音楽はやはり斉藤高順さん。と言う事で、お薦めの映画です!

2016年06月20日(月)

 そして今日も小津監督の映画を観る。観た映画は「大人の見る絵本 生れてはみたけれど」(1932年日本映画)と言う、ドラマ、コメディ、無声映画、そしてモノクロ映画。小津安二郎監督作品で、キャストは、斎藤達雄(男優)父(吉井)、吉川満子(女優)母、菅原秀雄(子役/男優)長男、突貫小僧(子役/男優)次男、坂本武(男優)重役 岩崎、葉山正雄(子役/男優)遊び仲間、小藤田正一(男優) 酒屋の小僧、笠智衆(男優)吉井の同僚、声 倍賞千恵子 (音声版)、風間杜夫 (音声版)、その他の皆さん。

 内容は、東京の郊外に引っ越してきたサラリーマンの家族。近くには父親の上司の家もあり、さっそく子供達は近所のガキ大将になり、その上司の息子も手なずけてしまいますが、父親はなぜか上司を相手に卑屈な態度を取っていました。子供達にはそんな父の姿が何故かとても我慢ならなかったのです。それは、自分達の父親は世界で一番偉いと思っていたからなんですが・・・。子供の素直な視点から、肩書きに振り回されるサラリーマン社会の悲哀をユーモアを織り交ぜ描いた小津監督のサイレント映画。こうして連日、小津監督の作品を色々と観ていると、どの映画にも共通しているものがあるような気がして来ます。観終わってからネットでこの映画の情報を調べていると、何とこの映画にも笠智衆さんが出演されていたんですね!

 そして午後になってギターのマコッちゃんから、先日僕から送った「パラダイム・シフト」の9曲目の新曲のキーボードのデータに付いて、電話でリクエストが3つありました。と言う事で映画を観た後、早速その作業に専念。一通りやり終えたので、明日もう一度確認をしたらデータを送ります。

2016年06月19日(日)

 今日もまた小津監督の作品。タイトルは「晩春/Late Spring」(1949年日本映画)と言う、ドラマ、モノクロ映画、そして小説の映画化。小津安二郎監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、笠智衆(男優)曾宮周吉、原節子(女優)曾宮紀子、杉村春子(女優)田口マサ、月丘夢路(女優)北川アヤ、 青木放屁(男優)田口勝義、宇佐美淳(男優)服部昌一、三宅邦子(女優)三輪秋子、その他の皆さん。

 内容は、結婚を巡る父と娘の物語をこれが初めてとなる笠智衆さんと原節子さんの共演で描いた映画。鎌倉で原節子さん演じる一人娘の紀子と2人で暮らす笠智衆さん演じる大学教授の曽宮周吉。妻に先立たれた事もあり、紀子は27歳になる今でも父を置いてよそへ嫁ごうとはしませんでした。杉村春子さん演じる周吉の実妹・田口まさは、そんな2人が気が気でなく、何かと世話を焼いていたのですが、いつまでも渋る紀子を結婚させる為に周吉はとうとうある決断をするのですが・・・。

 小津監督が自身の映画で何度か取り上げていた、父ないしは母とその年頃の娘の情景を描いた映画で、「秋刀魚の味」と設定は殆ど同じ内容。そして小津監督が原節子さんと初めてコンビを組んだ映画でもあります。それからこの作品と後年の「麦秋」(1951年)、「東京物語」(1953年)で原節子さんが演じたヒロインは、すべて「紀子」という名前で、この3つの作品をまとめて「紀子三部作」と呼ぶ事があるそうです。それでも僕が「秋刀魚の味」と少し印象を異にしたのは、この映画では、原節子さんが演じる紀子の父親に抱いている愛情が、通常の親子以上の感情のように思えたところです。つまり父と娘が互いに強く依存しあっている関係ですね。そんな事との兼ね合いで言えば、ちょっと「ドキッ」とするような台詞もあります。それから原節子さんの憂いを帯びた悲しげな表情も印象に残りました。そんな訳でこの映画は、原節子さんの魅力溢れる作品でもあると思います。音楽は、伊藤宣二さん。お薦めです!

2016年06月18日(土)

 今日観た映画は「秋日和(あきびより)デジタルリマスター/Late Autumn」(1960年日本映画)と言う、ドラマ。そして小説の映画化。小津安二郎監督作品で、キャストは、原節子(女優)三輪秋子、司葉子(女優)三輪アヤ子、岡田茉莉子(女優)佐々木百合子、佐分利信(男優)間宮宗一、中村伸郎(男優)田口秀三、北竜二(男優)平山精一郎、三宅邦子(女優)田口秀三の妻 田口信子、沢村貞子(女優)間宮宗一の妻 間宮文子、笠智衆(男優)秋子の義兄 三輪周吉、佐田啓二(男優)後藤庄太郎、岩下志麻(女優)受付係、その他の皆さん。

 内容は、佐分利信さん演じる同級生の間官、中村伸郎さん演じる田口、北龍二さん演じる平山は、司葉子さん演じる亡き友・三輪の娘・アヤ子の結婚相手を見つけようとしますが、やがてそれは原節子さん演じる母親の秋子の再婚話にも展開して行きます・・・。

 始まってすぐに、これは(おそらくは)料亭のシーンで、中村伸郎さんさんと北龍二さんが登場。このお二人は「秋刀魚の味」や「彼岸花」でも、同じような役柄で登場をされていました。おまけにお店の女将も、昨日観た「彼岸花」で、やはり同じようなお店の女将で登場をされていたので、これには思わず笑ってしまいました。小津監督の映画はそれ位同じ役者さんが、それこそ同じような役で登場するとの事。そして思わず含み笑いをするようなシーンも多々あります。音楽は斉藤高順さん。

 そしてこの映画は、小津監督が好んで撮った「父と娘」と言うテーマではなく、「母と娘」の話になっているところが、他の作品との違いになっているようです。司葉子さんはやはり美しく、岡田茉莉子さんが役柄の上でなかなか良い役を演じています。ドライで自由闊達、この映画の中ではちょっとしたスパイスを効かせるなような役柄でもあるでしょうか。それから小津作品の多くで娘役を演じて来た原節子さんが初めて母親役を演じ、端役で登場した岩下志麻さんは、本作で小津監督に見出されてから、その後小津監督の遺作となる「秋刀魚の味」でヒロインに抜擢されます。そしてこの映画でも徹底されている所謂「小津調」には、僕は相変わらずの魅力を感じます!お薦めです!

2016年06月17日(金)

 今日観た映画は「彼岸花 デジタルリマスター/Equinox Flower」(1958年日本映画)と言う、ドラマ、そして小説の映画化。小津安二郎監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、佐分利信(男優)平山渉、田中絹代(女優)平山清子、有馬稲子(女優)平山節子、久我美子(女優)三上文子、佐田啓二(男優)谷口正彦、高橋貞二(男優)近藤庄太郎、桑野みゆき(女優)平山久子、笠智衆(男優)三上周吉、浪花千栄子(女優)佐々木初、渡辺文雄(男優)長沼一郎、中村伸郎(男優)河合利彦、北龍二(男優)堀江平之助、山本富士子(女優)佐々木幸子、その他の皆さん。

 小津監督の初のカラー作品で、内容は、有馬稲子さん演じる婚期を迎えた娘を持つ佐分利信さん演じる父親。他人の家の結婚には普通に寛容なんですが、いざ自分の娘の結婚の事となると、頑固な父親になってしまう・・・。そんな頑固親父を巡る家族の悲喜こもごもを描いた作品。

 観始めてすぐに、昨日観た「秋刀魚の味」にも出演されていた中村伸郎さんと北龍二さんが出ていて、描かれているお店の雰囲気も同じだった事もあり、まるで昨日の映画の続きを観ているような錯覚を憶えました。この映画でも構図や色彩が素晴らしいのは相変わらずでしたが、小津安二郎監督を色々と調べて行くと、役者さんの台詞の言い回しや表情を付けさせない事のその一つ一つに始まり、卓袱台の上のお茶碗やお箸等の食器類の置き位置、少し下から撮る(ロー・ポジション)カメラワークや50ミリの標準レンズを使う等に至るまで、それはもう徹底的に拘り妥協を許さないで、何度でも納得をするまで演技指導をされていたみたいですね!僕が初めて小津監督の映画を見た時に不思議な印象を受けた、役者さんの台詞を含めての独特の雰囲気や、そして何よりも素晴らしい構図や色彩感覚は、小津監督の計算された美学がとことん反映されていたと言う事なんですね。

 映画の後半で、佐分利信さんや笠智衆さんらが、旧制中学の同窓会を蒲生で開き、その宴会の席で笠さんが、楠木正行の詩吟を力強く吟じ、みんなが聞き惚れ「やっぱり、いいなぁ」と感想を述べ合うシーンがあるのですが、なかなか素敵な雰囲気で、僕の好きなシーンの一つです。

 それとこの映画は初めてのカラー作品と言う事だからでしょうか、有馬稲子さん、山本富士子さん、久我美子さんと、雰囲気の違う美しい女優さんを三人を揃えて、数ある小津映画の中でも、より華やかな作品になっていると思います。そして斎藤高順さんの音楽は、こちらも相変わらずの郷愁を誘う心が和むような音楽で、やはり小津作品には無くてはならない作曲家と言う事になると思います!お薦めです!

2016年06月16日(木)

 今日観た映画は「秋刀魚の味(1962)デジタルリマスター/An Autumn Afternoon」(1962年日本映画)と言うドラマ。小津安二郎監督作品で、 キャストは(以下、敬称略)岩下志麻(女優)平山路子、笠智衆(男優)平山周平、佐田啓二(男優)平山幸一、岡田茉莉子(女優)平山秋子、三上真一郎(男優)平山和夫、吉田輝雄(男優)三浦豊、中村伸郎(男優)河合秀三、北竜二(男優)堀江晋、三宅邦子(女優)河合のぶ子、岸田今日子(女優)バーのマダム、加東大介(男優)坂本芳太郎、東野英治郎(男優)佐久間清太郎、杉村春子(女優)佐久間伴子、その他の皆さん。

 内容は、日本の家族を入念にそして丹念に描き上げてきた小津監督の遺作でもあり、妻に先立たれた笠智衆さん演じる初老のサラリーマンと、岩下志麻さん演じる婚期を迎える娘の心情を繊細に描いた名作。数々の小津作品で父親を演じてきた笠智衆さんの、娘を嫁がせる父の孤独と哀愁を漂わせた熟練の演技には本当に涙腺が緩んでしまいます。そしてこの映画でヒロインに抜擢された岩下志麻さんの快活さがこの映画に新鮮な感じを与えています。岩下志麻さん、美しいです!それからこの映画では、お酒を呑むシーンがよく出て来ますが、僕は、東野英治郎さんのお酒に酔っぱらった演技が好きです。そしてやはりこの映画も、構図、色調共に素晴らしいです!勿論、お薦めの映画です!音楽は小津映画には書かせない斎藤高順さん。それにしても斉藤高順さんの音楽は、いつもながら郷愁が満ち溢れているように感じます!公開当時に観ると、果たしてどう聴こえたのか?興味のあるところです。

 それからマーリンズのイチロー選手が15日(日本時間の16日)の敵地のパドレス戦で、日米通算で4257安打(NPB1278本、MLB2979安打)を打ち、ピート・ローズ選手の歴代最多安打記録(4256安打)を抜き去りまいした。素晴らしい偉業だと思います!おめでとうございます!

 そして先週から始めていた「パラダイム・シフト」の9曲目の新曲のキーボードのダビングもそろそろ出来つつあるので、明日何度かチェックをして大丈夫であれば、マコッちゃんの方にデータを送ろうと思います!

2016年06月15日(水)

 今日観た映画は「 お早よう/Good Morning / Ohayo」(1959年日本映画)と言う、 ドラマ、コメディの映画。小津安二郎監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、佐田啓二(男優)福井平一郎、久我美子(女優)有田節子、笠智衆(男優)林敬太郎、三宅邦子(女優)林民子、島津雅彦(子役/男優)林勇、設楽幸嗣(子役/男優)林実、杉村春子(女優)原口きく江、高橋とよ(女優)大久保しげ、沢村貞子(女優)福井加代子、東野英治郎(男優)富沢汎、長岡輝子(女優)富沢とよ子、田中春男(男優)辰造、大泉滉(男優)丸山明、その他の皆さん。

 内容は、テレビ、洗濯機、そして冷蔵庫が「三種の神器」と呼ばれた時代のお話。テレビを買って欲しくて仕方がない勇と実の兄弟ですが、親に取り合って貰えず、仕舞に怒られてしまった二人は、だんまり作戦を決行します・・・。これは楽しくて面白い映画で、役者さんの台詞の一つ一つにその時代を垣間みる事が出来ます。そして僕がここ最近観ているような戦後間もない頃の貧しさや暗さを感じるような映画では無く、時代は1959年。既に戦後の暗い雰囲気は無く、おそらく1964年の東京オリンピックの開催が決まっていたと思われますが、東京も戦後の復興に向けて変わりつつあった頃のお話。小津作品としては2本目のカラー作品との事ですが、色彩がとても綺麗です。音楽は黛敏郎さん。それにしても小津監督の映画は、カットのその一つ一つが、構図と言い色彩感覚と言い、実に素晴らしいと思います。どの作品でも同様の事を僕は感じます。分かりやすく言うと「絵」になる感じです!久我美子さんは美しく、三宅邦子さんは、僕は「オロナイン軟膏」のコマーシャルでも印象に残っています。お薦めの映画です!

2016年06月14日(火)

 今日は、若草恵さんと萩田光雄さんのアレンジで、パク・ジュニョンさんの録音が2曲ありました。最初は午後3時から4時で若草さんのアレンジによる録音です。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに渡辺直樹さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに土方隆行さん、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、ピアノに松田真人、加藤ジョーさんのストリングス・セクション、アルト・サックスに平原まことさん、そしてテナー・サックスにもう一人の方、エリック・宮城さんのトランペット。

 1曲目は若草さんのアレンジで「いとしい人よ、ララバイを」と言う曲名の、テンポが73でキーがFメジャーの曲。基本の編成に女性コーラスの方が三人加わります。そして音合わせの前に若草さんから「少しゴスペルっぽい感じで」とアドバイスがあり、僕も特に特にAメロやサビの歌の合間に、ゴスペルっぽい雰囲気のフィル・インを弾くように心掛けます。

 そして1曲目のベーシックな録音は約1時間程で午後4時頃には終わり、次の萩田光雄さんのアレンジによる録音が始まる午後6時まで、約2時間程度の休憩に入りました。2曲目は「追憶のブルース」と言う、テンポが128でキーがFマイナーの曲。こちらの曲の編成は、1曲目と殆ど同じ編成でしたが、安田裕美さんのフォーク・ギターに変わって大久保明さんのエレキ・ギター、平原まことさんのアルト・サックス、そしてトランペットのエリック・宮城さんの他にやはりトランペットの花坂義孝さんが加わりました。こちらの曲のピアノは、全体を通してほぼ同じようなリズムパターンの書き譜になっていたので、早速譜読みを開始。音合わせが始まると、軽快なリズムとテンポの曲調になっていました。2曲目も約1時間程度で無事に終了です!

2016年06月12日(日)

 今日観た映画は「真実一路」(1954年日本映画)と言う、ドラマ、モノクロ映画、そして小説の映画化。川島雄三監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、山村聡(男優)守川義平、淡島千景(女優)守川むつ子、桂木洋子(女優)守川しず子、水村国臣(子役)守川義夫、須賀不二男(男優)隅田恭輔、水木涼子(女優)河村とく、佐田啓二(男優)矢津先生、高友子(女優)富田先生、三島耕(男優)大越護、その他の皆さん。内容は、山本有三の同名小説を映画化したもので、題名通り、自分自身の生き方を貫こうと、もがきながら傷つく人々の真摯な行き方を映し出した作品。音楽は黛敏郎さん。

2016年06月11日(土)

 今日観た映画は「本日休診/No Patient's Today」(1952年日本映画)と言う、ドラマ、コメディ、モノクロ映画、そして小説の映画化。渋谷実監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、柳永二郎(男優)三雲八春先生、鶴田浩二(男優)加吉、佐田啓二(男優)湯川春三、田村秋子(女優)湯川三千代、淡島千景(女優)お町、中村伸郎(男優)竹さん、三国連太郎(男優)勇作、長岡輝子(女優)お京、角梨枝子(女優)津和野愁子、増田順二(男優)伍助院長、岸恵子(女優)瀧さん、その他の皆さん。

 内容は、 息子を戦争で失い、甥に病院を継がせている柳永二郎さん演じる町医者の八春先生。明日が開業一周年との事で、甥達が慰安旅行に行っている間「本日休診」の札を出しますが、次々と訳ありの患者が殺到して来ます。貧乏だと医者にも掛かれない時代を、コミカルに描いた映画。

 始まってすぐに小気味好いテンポでお話が展開して行き、所謂コメディタッチの映画だと思いますが、時にシリアスな面もあり、戦後の貧しさや傷跡といったものが描かれてもいます。柳永二郎さん演じる医者の三雲先生は、「本日休診」の札を掛けてゆっくり休もうとしますが、貧しい人達を放ってはおけずに診察に応じます。この三雲先生のキャラクターが、何とも飄々としていて魅力的で、柳永二郎さんは他の映画では悪役を演じているとの事で、こうして両方の役を見事に演じられると言う事は、やはり素晴らしい役者さんなんでしょうね。そして戦争の傷跡を一番感じさせている三國連太郎さん演じる勇作と言う気のふれた男は、主にコミカルに描かれてはいますが、実は重く、そして戦争の愚かさに付いても考ずにはいられませんし、この男の敬礼の下で、雁をみんなで見守る映画のラストシーンは、僕はこの映画では一番好きなシーンです。これから先の、戦後の復興に向けた力強い意思表示のように感じられます。僕は十二分に楽しめました!お薦めの映画です!

2016年06月10日(金)

 今日は午前中から「パラダイム・シフト」の新曲のキーボードのMIDI録音等の作業。昨年から初めているこの作業もこの楽曲で9曲目。マコッちゃん曰くこの曲を入れて残り後6曲との事。音楽を言葉で表現するのは難しいのですが、今回の曲も「パラダイム」ならではサウンド。まだ先の事になるでしょうが、晴れて御披露目が出来る日が待ち遠しいですね!

 そして今日観た映画は「にあんちゃん」(1959年日本映画)と言う、 ドラマ、モノクロ映画、実話物の映画。今村昌平監督作品で、 キャストは(以下、敬称略)、長門裕之(男優)安本喜一、松尾嘉代(女優)安本良子、沖村武(子役)次男/安本高一「にあんちゃん」、前田暁子(子役)次女/安本末子、吉行和子(女優)堀かな子、小沢昭一(男優)金山春男、殿山泰司(男優)辺見源五郎、岸輝子(女優) かな子の母、芦田伸介(男優)鉱業所長、穂積隆信(男優)桐野先生、北林谷栄(女優)坂田の婆、二谷英明(男優)松岡亮一、その他の皆さん。

 内容は、昭和28年、佐賀県の小さな炭鉱で炭鉱夫が亡くなり、残された4人の子供達は自分達で暮らして行きますが、長男で20歳の喜一が仕事を失ってしまいます。仕方なく次男の高一と次女の末子を知り合いの家に預け、喜一は長女の良子と長崎へ働きに出かける事を決意しますが、2人を預かった辺見家も生活が苦しく、末子は栄養失調になってしまいます。そして、会社は炭鉱を廃坑にすると宣言しますが・・・。

 当時10歳だった安本末子さんが書きベストセラーとなった同名の日記を、今村昌平監督が映画化した作品。この映画は特に次男の「にあんちゃん」が、貧しくて厳しい環境であるにも関わらず、将来に対して決して「希望」を捨てないと言う、そんな映画。特にこの映画の最後のシーンがその事を象徴的に現していると思います。主演は長門裕之さんとの事ですが、実際には、次男と次女の子役の方が映画の中心となって描かれています。そして音楽は黛敏郎さんで、この映画では垢抜けた雰囲気を感じさせる 劇伴が聴かれます。お薦めの映画です!

2016年06月09日(木)

 今日観た映画は「泥の河/Muddy River」(1981年日本映画)と言う、ドラマ、モノクロ映画、そして小説の映画化。小栗康平監督の第一回監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、田村高廣(男優)板倉晋平、藤田弓子(女優)板倉貞子、加賀まりこ(女優)松本笙子、朝原靖貴(子役)板倉信雄、桜井稔(子役)松本喜一、柴田真生子(子役)松本銀子、蟹江敬三(男優)巡査、殿山泰司(男優)屋形舟の男、芦屋雁之助(男優)荷車の男、その他の皆さん。

 内容は、「もはや戦後ではない」と言われるようになったその時代。河口の食堂に住む少年と対岸に繋がれた船で売春を営む母を持つ姉弟との出会いと別れを軸に、社会の底辺で必死に生きる人々の姿をきめ細やかに描いたドラマ。日本が高度成長期を迎えようとしていた昭和31年。大阪・安治川の河口で食堂を営む板倉晋平の息子・信雄は、ある日、対岸に繋がれているみすぼらしい船に住む姉弟と知り合います。その船には、夜は近付いてはいけないと父から言われていたのですが・・・。 

 この映画はこれまでに何度か観た事がある映画で、強く印象に残っている映画ですが、やはり今日観ても素晴らしかったです!日本映画の名作の一つではないでしょうか。おそらくは誰しもが人生で経験をするであろう出会いと別れの切なさが、痛いほど伝わってくる映画です。無邪気で人間臭くエネルギッシュな演技の田村高廣さん、健気で切ない演技の藤田弓子さん、そして妖艶で悲しい美しさを演じている加賀まりこさん等、出演者の皆さんの演技は勿論の事、三人の子役の演技がとても素晴らしく、心から拍手喝采を送りたいです。印象に残るシーンが沢山あります!

 音楽は、病の為に46歳の若さで亡くなった毛利蔵人さんで、彼は武満徹さんのアシスタントとして、武満さんの後期から晩年に至る時期の作品の肉筆浄書スコアの作成を多く手掛けたそうです。

 戦後、日本が、戦争の焼け跡から這い上がろうと努力を重ね、戦争の傷跡を癒そうと頑張っていた頃。と同時に、そんな時代の流れから取り残されてしまった不器用な人々の哀しみを描いた作品だと思います。是非、是非、お薦めしたい映画です!

 夜になってギターのマコッちゃん(松下誠氏)から電話で「「パラダイム・シフト」の次の新曲のデータを送ります!」と連絡があり、送られて来た新曲に午後11時頃までMIDIデータをザックリと録音していました。今日はこの辺にして、明日また作業に入ろうと思います!

2016年06月08日(水)

 今日観た映画は「人情紙風船(1937)」(1937年日本映画)と言う、ドラマ、そして時代劇。山中貞雄監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、中村翫右衛門(男優)髪結新三、河原崎長十郎(男優)海野又十郎、山岸しづ江(女優)おたき、霧立のぼる(女優)お駒、瀬川菊之丞(弾雨湯)忠七、橘小三郎(男優)毛利三左衛門、市川笑太郎(男優)弥太五郎源七、その他の皆さん。

 内容は、江戸時代のお話。貧乏長屋に住む髪結いの中村翫右衛門さん演じる新三は、同じ長屋に住む浪人が首吊り自殺したのを良い事に、通夜をやるからと大家から酒をせしめ、住民仲間とただ酒を飲んで馬鹿騒ぎを行うような男でした。彼は賭場を巡るトラブルから借金を抱えていて、髪結いの道具を質屋に持ち込もうとしますが、相手にしてもらえません。困った新三は質屋の店主の娘であるお駒を誘拐し、長屋に連れ込んでしまいますが・・・。

 この映画が公開された丁度その当日(1937年(昭和12年)8月25日)、山中監督の元に赤紙が届き、中国に出征。この映画は、その後、日中戦争で短い生涯を閉じた山中監督の遺作でもあります。山中監督は戦中、手記に「紙風船が遺作とはチト、サビシイ」と書き遺したそうです。貧乏長屋に暮らす人々の日常と悲哀を描き、時代劇映画のジャンルの中でも最高傑作と言われている作品との事。この映画の印象は、特に最後のその結末を御覧になる方の受け取り方で、印象が変わって来るように思います。

 そして今日はこれからスタジオの録音で出掛けて来ます。録音は午後1時から午後2時で、松井タツオさんと言う方のアレンジで、今年から8月11日が「山の日」に決まったと言う事で、そのテーマソングの録音がありました。歌手は、鳥羽一郎さんと女性の方。編成は、ドラムに豊田Jr勝敏さん、ベースに松下英二さん、フォーク・ギターに高嶋政春さん、ピアノに松田真人、ラテン・パーカッションに鳴島英治さん、石橋雅一さんのオーボエ他、フルート等の木管の皆さん、ホルンの方、そしてストリングス・セクションの皆さん。

 曲は「四季の山」と言う、テンポが94(最後の方で、94→92→90にテンポ・チェンジ)のキーがGメージャーの曲。2回位の音合わせの後、本番の録音が行われて予定よりも早く早々に終了と思いきや、関係者の方から、イントロとエンディングにピアノのダビングをお願いしたい、との要望が出て、ピアノでメロディ等をダビングして、今度は無事に終了と相成りました。曲調は、穏やかで清々しい雰囲気の曲でした。

2016年06月07日(火)

 今日観た映画は「おかあさん(1952)」(1952年日本映画)と言う、ドラマ、モノクロ映画。成瀬巳喜男監督作品で、水木洋子脚本。 キャストは(以下、敬称略)田中絹代(女優)福原正子、香川京子(女優)福原年子、岡田英次(男優)平井信二郎、片山明彦(男優)福原進、加東大介(男優)木村庄吉、三島雅夫(男優)福原良作、本間文子(女優)平井みの、その他の皆さん。

 内容は、終演後まだ間もない頃でしょうか。貧しい家庭に生まれながらも、温かい家庭に恵まれた香川京子さん演じる福原年子。田中絹代さん演じる年子の「おかあさん」は、夫や家族思いの良妻賢母で、数々の不幸に遭遇しながらも、強くそして優しく家庭を支えて行きます。田中絹代さんが演じるお母さんはそれはもう見事と言う他無く(正に日本の「おかあさん」)、当時二十歳だった香川京子さんは可愛らしく魅力的で、この映画は慎ましく生きる人情溢れる家族を描いた傑作映画だと思います!音楽は斎藤一郎さん。勿論、お薦めの映画です!素敵な映画です!

2016年06月06日(月)

 今日観た映画は「紀ノ川」(1966年日本映画)と言う、 大河ドラマ、そして小説の映画化。女性を一番美しく撮らせたらこの人と言われている中村登監督作品。原作は有吉佐和子「紀ノ川」で、キャストは(以下、敬称略)キャストは、司葉子(女優)花、岩下志麻(女優)文緒、東山千栄子(女優)豊乃、田村高廣(男優)真谷敬策、丹波哲郎(男優)真谷浩策、その他の皆さん。

 内容は、旧家に嫁いだ、明治、大正、昭和の三代に渡る女の年代記を、和歌山県の紀ノ川を舞台に描いた風格のある作品。明治32年、司葉子さん演じる紀本花は紀州の旧家・真谷家に嫁ぎます。岩下志麻さん演じる花の長女文緒は、進歩的な風潮に染まり、真谷家の旧弊な家風に柔順な母親に反発を感じていました。そんな文緒も、昭和の激動のなかで長女・華子を育て、次第に常識を弁えた女性になって行きます。そして夫の何度目かの法要を盛大に営んだ花は、華子に髪をすいてもらいながらその生涯を閉じると言う映画。テレビの台頭共に後退を余儀なくされつつあった日本映画界が、総力を結集して作った文芸大作。今観ても全く古くささを感じさせないと同時に、古き良き日本の趣や風情を感じる事の出来る映画。音楽は偶然でしたが武満徹さんで、時におどろおどろしく重厚で独創的。お薦めの映画です!

2016年06月05日(日)

 今日観た映画は「鍵(1959)」(1959年日本映画)と言う、 谷崎潤一郎の同名の小説(1956年発表)を原作として、市川崑監督が初めて映画化した作品。キャストは(以下、敬称略)、京マチ子(女優)郁子、中村鴈治郎(二代目)(男優)剣持、叶順子(女優)敏子、仲代達矢(男優)木村、北林谷栄(女優)はな。その他の皆さん。

 内容は、中村鴈治郎さん演じる初老の大学教授と京マチ子さん演じるその妻郁子、そして二人の娘と恋人の関係を官能的に描いた映画。何の予備知識無しに観ましたが、結末は想像していなかった展開に・・・。「 初老の夫と貞淑な妻、その娘と婚約者が織りなす異常な関係」と言う事で、これは芸術か猥褻か?等と、日本中に賛否の嵐を呼んだ谷崎潤一郎の同名小説を映画化した作品。劇中で特異なメーキャップで陰気な娘を演じた叶順子さんも印象に残ります。流石に時代を感じない訳には行きませんでしたが、独特の雰囲気が漂っている映画です。音楽は、芥川也寸志さん。

 そして夕方からは、三軒茶屋の「蕎麦酒膳くら嶋」で行われた、元プロデューサーの小栗俊夫さんを囲む飲み会に参加。(佐々木)久美ちゃんに集合写真を撮って貰ったので、送られて来たら掲載しようと思います!と言う訳で、お店を出た直後に撮って貰った写真を掲載しま~す!(久美ちゃん、有り難う!)

2016年06月05日

2016年06月04日(土)

 今日観た映画は「12人の優しい日本人」(1991年日本映画)と言う、サスペンス、コメディ、法廷物、犯罪物、パロディ映画。中原俊監督作品で三谷幸喜原作。キャストは(以下、敬称略)、塩見三省(男優)陪審員1号(女子高体育教師)、相島一之(男優)陪審員2号(会社員)、上田耕一(男優)陪審員3号(喫茶店店主)、二瓶鮫一(男優)陪審員4号(元信用金庫職員)、中村まり子(女優)陪審員5号(商事会社庶務係)、大河内浩(男優)陪審員6号(セールスマン)、梶原善(男優)陪審員7号(タイル職人)、山下容莉枝(女優)陪審員8号(主婦)、村松克己(男優) 陪審員9号(歯科医)、林美智子(女優)陪審員10号(クリーニング店おかみさん)、豊川悦司(男優)陪審員11号(自称弁護士)、加藤善博(男優)陪審員12号(スーパー課長補佐)、久保晶(男優)守衛、近藤芳正(男優)ピザの配達員。

 内容は、もしも日本で陪審員制度があったら(今では裁判員制度になっていますが)と言う想定の「12人の怒れる男」のパロディー映画。とある事件で集まった名前も顔も知らない12人の日本人。 被告人が若くて美人の女性だった事もあって、陪審員間で最初に行われた投票では全員一致で無罪になり掛けますが、これで終わって帰ろうと思いきや、疑問を持った1人が意見を有罪に変えてしまいました。 ここから大論争が始まり、鼻血を出す者やヒステリーを起こす者が現れ、果たして投票の結果はどうなるのか?と言った映画。

 これはなかなか面白い映画でした。感動的な「十二人の怒れる男」(1957年アメリカ映画)のパロディー映画で、セットで観るとより楽しめると思いますが、この映画だけでも充分に楽しめます。それにしてもピザの出前の注文で「ドミノ・ピザ」ならぬ「ドミソ・ピザ」だったり、「死んじゃえ~」が「ジンジャエール」になったりと、その他にも笑えるところは沢山ありますが、もしも自分が実際に陪審員に選ばれたらと考えると、状況を正確に把握してどこまで自分の意見や考えをしっかりと持って言えるのか、本当に身につまされる映画でもありました。お薦めです!

2016年06月03日(金)

 今日観た映画は「楢山節考(1958)」(1958年日本映画)と言う、ドラマ、時代劇、小説の映画化。ここ数年に渡り、BS等で録画をして来た映画から主に洋画を中心に沢山の映画を観て来て、ストックされたライブラリーの中にある映画のその多くを観てしまったので、今度は邦画を観てみようと思い、この映画を選びましたが、もしかしたらこの映画は前に観た事があって、その際「日記」でも触れていたかも知れません。もしそうだったらどうか笑ってやって下さい。木下恵介監督作品で、キャストは(以下、敬称略)、田中絹代(女優)おりん、高橋貞二(男優)辰平、宮口精二(男優)又やん、望月優子(女優)玉やん、東野英治郎(男優)玉やんの兄、伊藤雄之助(男優)又やんの伜、その他の皆さん。

 内容は、70歳になると楢山まいり(姥捨)を行わなければならない山奥の村に住む、田中絹代さん演じる69歳になる「おりん」と高橋貞二さん演じるその息子辰平のストーリー。黒子の口上で始まるこの映画は、一番最後のシーン以外は全てセットで撮影されていて、劇伴の音楽は太棹や長唄、浄瑠璃を使っていて独特の雰囲気がします。ですから照明等も含めてまるで舞台を観ているような錯覚にもなりますが、そこには監督の意図したものがあったようです。そして何よりも、主演の田中絹代さんは、歯を折る場面の為に自分の前歯を何本か抜いて演技をしたと言います。息子の辰平が楢山に母親の「おりん」を置いていくシーンは、壮絶と言うか、涙無くしては観られません。そしてその時の田中絹代さんは、まるで「生き仏」のように僕には思えました。お薦めの映画です!

2016年06月02日(木)

 小杉十郎太さんと僕の共作になる楽曲「KOMICHI」の正式なテンポの連絡があったので、AUDIO録音の作業に入る事にしました。その前に若干のMIDIデータを修正して、そしてAUDIO録音。夕方までには一応目処が着きましたが、明日何度か聴き直してみて特に問題が無ければ、ラフミックスを先方に聴いて貰おうと思います。

 そして今日観た映画は「台北に舞う雪/Snowfall In Taipei」(2009年の中国・日本・香港・台湾合作映画)と言う、ラブロマンス映画。キャストは、チェン・ボーリン(男優)モウ、トン・ヤオ(女優)メイ、その他の皆さん。内容は、台湾の小さな町を舞台に、全く違う環境で生きて来た若い男女の恋が描かれた映画。長い間、ずっと洋画を中心に観て来たので、新鮮ではありました。内容はベタな恋愛映画ですが、特に映像や風景描写が美しく感じました。劇伴の音楽も良かったと思います。監督は「山の郵便配達」のフォ・ジェンチイ監督との事。

2016年06月01日(水)

 今日観た映画は「白熱(1949)/White Heat」(1949年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、モノクロ映画、犯罪物、バイオレンス映画。キャストは、ジェームズ・キャグニー(男優)アーサー・・ジャレット、ヴァージニア・メイヨ(女優)ヴェルナ・ジャレット、エドモンド・オブライエン(男優)ヴィク、マーガレット・ワイチャーリー(女優)コディの母、ジョン・マクガイア(男優0精神科医、スティーヴ・コクラン(男優)ビッグ・エド、その他の皆さん。

 内容は、ジェームズ・キャグニー演じるマザーコンプレックスの残虐なギャング・"コディ"が、狂気と暴力の末に破滅に至るまでを描いた凄絶な犯罪映画で、ギャング映画の古典に数えられている映画との事。全くの予備知識無しに観た映画ですが、なかなか面白かったです!ただし結末にはちょっと驚いてしまいましたが、ストーリーも飽きさせない展開で、最後まで楽しめました。

過去の「日記」2016年05月18日〜31日

2016年05月31日(火)

 今日観た映画は「きみがくれた未来/CHARLIE ST. CLOUD」(2010年アメリカ映画)と言う、ドラマ、青春物、ファンタジー、ロマンス映画。キャストは、ザック・エフロン(男優)チャーリー・セント・クラウド、アマンダ・クルー(女優)テス・キャロル、チャーリー・ターハン(男優)サム・セント・クラウド、キム・ベイシンガー(女優)クレア・セント・クラウド、その他の皆さん。

 内容は、弟を亡くした事への罪の意識と未来への希望との狭間で揺れ動くザック・エフロン演じるチャーリー青年が、新たな愛の出会いを機に進むべき人生を見出していく姿をファンタジックに描いた映画。内容的にも後味も悪くはないのですが、もう少しかな?と言う感想でした。
 
2016年05月30日(月)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、竹島宏さんの録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースについ先日、濱田金吾さんのサポートで一緒だった富倉安生さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに角田順さん、ラテン・パーカッションに浜口茂外也さん、ピアノに松田真人、小池弘之さんのストリングス・セクション、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「夜明けのカラス」と言う、テンポが90でキーがEマイナーの曲。この曲では基本の編成に、イングリッシュ・ホルンに石橋雅一さんが加わりました。そしてイントロやブリッジ等にピアノの書き譜がありました。若草さんのアレンジは、切ない流行歌風のサウンドになっていました。音合わせから録音までの段階で、サイズの変更や幾つかのメロディを奏でる楽器の変更がありました。

 そして2曲目は「スローバラード」と言う、テンポが68でキーがE♭メジャーの曲。こちらの曲では基本の編成に、アルト・サックスで近藤和彦さんと言う方が加わりました。そして音合わせの前に若草さんからミュージシャンの皆さんに「この曲は、少しジャージーな感じで弾いて下さい」とアドバイスがあり、ピアノのAメロの何カ所かでフィル・インの指定があります。それから小池さんのストリングス・セクションに対しては「甘い雰囲気を出したいので、ストリングスは、弱音器(ソルディーノ)を付けて弾いてみましょう」との事。そして実際に音出しをすると、ストリングス・セクションの皆さんが奏でる弦のサウンドは、見事な程に甘いサウンドに変わりました。スタンダードのバラードを甘~く演奏する場合、ストリングスにはこれは欠かせないサウンドだとも感じました。そして録音が始まると、確かにしっとりとしたジャージーな雰囲気のサウンドで、時にゴージャスな感じで、これは僕も大好きなサウンドで、演奏をしていて気持ち良く演奏に没入出来ました。録音は予定通り、約2時間で無事に終了です。

 それから今日は、オーボエに石橋さんに、何故、イングリッシュ・ホルンと呼ばれるようになったのか、その理由や、それからパーカッションの浜口さんには、浜口さんが若かりし頃、ニューヨークに約1年半程住んでいた事があり、その頃に、浜口さんが、僕が大好きなジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスのライブを何度も聴いた話し等、他にもそれに関連した話しを聴かせて頂き、とても興味深かったです。そんな訳で、今日は有意義な仕事でもありました。

2016年05月29日(日)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、八代亜紀さんの録音が1曲ありました。編成は、ドラムに久し振りの島村英二さん、ベースに長岡道夫さん、エレキ・ギター角田順さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、バンジョーに谷康一さん、チャランゴに田代耕一郎さん、ピアノに松田真人、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、コールアングレーに石橋雅一さん、杉野裕さんのストリングス・セクション、馬頭琴にモンゴルの方、そしてマニュピュレーターの丸尾稔君です。

 今日は録音が始まる前にこれから録音をする楽曲の作曲者の紹介があり、その方は何とモンゴルの方との事で、御本人からの御挨拶もあり、更には八代亜紀さんがこの度、日本とモンゴルの交流大使に選ばれたと言う事で、最後に八代さんからも一言あって、いよいよ録音が始まりました。

 曲名は「From Destiny」と言う、テンポが84でキーがE♭マイナーの曲。ところが譜読みをしていると、若草さんから「済みませんが、半音下げたD マイナーでやります」と申し送りがあり、早速コードネームを書き直す作業に入ります。そして音合わせが始まると、わざわざモンゴルからこの日の為に来日をされたと言う、モンゴルの馬頭琴奏者の方をフューチャーしたサウンドになっていて、その他にも今日の編成を見て頂ければ分かるように、バンジョーやチャランゴ等の民族楽器にスポットを当てたようなアレンジになっていました。

 そして録音は午後5時から始まり、予定では午後6時頃には終了と言う感じになっていましたが、そこは関係者の皆さんの思い入れが沢山あるようで、音合わせや最初の録音後にもサイズの変更やアレンジ的な変更が何度かあり、結局ベーシックな録音が終了したのは午後7時頃でした。そして今日の八代亜紀さんの歌声も、それはもう素晴らしかったです。特に曲中で「浪曲」のような雰囲気で歌われている箇所があり、その部分の八代さんの歌声はそれはもう素晴らしく、それこそジャンルを超越しているように僕は感じました。今日も無事に終わって何よりでした!

2016年05月28日(土)

 今日、曙橋のBACK IN TOWNで行われた濱田金吾さんのライブは、御陰様で無事に終了しました。内容の詳細に付いては後日にさせて頂きますので、どうか宜しくお願いします!

 会場への一番乗りは、今日も僕でした!(笑)そして機材の搬入を終えた頃、他のメンバーも会場入り。全員が揃ったところでリハーサルの開始。いつも通り1曲目からほぼ全曲を通して、リハーサルは終了。その後は控え室で開演まで談笑。今日のライブは、ドラムに濱田尚哉さん(Dr)こと「濱ちゃん」が参加をするので、まずその辺が楽しみなところ。開演は予定通り午後7時から始まり、今日のステージは1曲目からサポートミュージシャン全員が参加をしてのライブになりました。これまでの「日記」でも触れていますが、濱田さんの楽曲の多くは、キメが多く凝ったアレンジで複雑なコード進行だったりするので、身に付くまでに大分時間が掛かりましたが、僕個人としては最近になってやっと自然な感じで弾けるようになって来たように感じています。その難しさには変わりはありませんが、とてもやり甲斐のあるライブなので、終演後の達成感もあり、毎回楽しみにしているライブでもあります。

 今日の前半のステージは、メンバー全員参加による内容で、後半のステージは、濱田さんとギターのマコッちゃんの二人による「濱ちゃん&マコッちゃん」のステージで始まりました。二人のステージが数曲あってから、他のサポート・ミュージシャンがステージに上がり、2部の途中でゲストのMiccoさんが登場をして2曲、濱田さんとデュエットをされて、その後は濱田さんのステージ。最後はアンコールがあって無事に終演。今日は、いつものステージに比べると、ミディアムテンポやバラード調の曲が多かったように思います。

 写真は、本番直前に撮った集合写真です!後方に松下誠さん(Gt)、前列左から松田真人(Key)、濱田金吾さん、浜田尚哉さん(Dr)、そして富倉安生さん(Bass)です。

2016年05月28日

2016年05月27日(金)

 今日は、明日曙橋のBACK IN TOWNで行われる濱田金吾さんのライブに向けてリハーサルがありました。今回のサポート・ミュージシャンは、松下誠さん(Gt)、松田真人(Key)、富倉安生さん(Bass)、そして濱田尚哉さん(Dr)の4人。ドラムの濱田さんは今回が初めての参加になり、そして凝ったアレンジが多い濱田金吾さんの楽曲にどのような雰囲気で・・・と思っていましたが、リハーサルが始まるとそれこそ「バッチリ!」の内容で、流石と思わせる演奏でした。そしてリハーサルはいつも通り1ステージ目の1曲目から始まり、2ステージ目のメニューに入ると、明日ゲストで歌われるmiccoさんもリハーサルに参加をして、夕方6時頃には無事に終了しました。明日聴きに来て下さる皆さん、どうか楽しんで下さいね!

 そして今日は、オバマ大統領が、あの原爆投下から71年を経て、アメリカの現職の大統領として初めて被爆地・広島に足を運んで下さるとの事で、その事が気になっていました。そして帰宅の途に付く車中で、僕はテレビの音声に耳を傾け、信号待ちの際にモニターに目をやったりして、その情報を聴き取っていました。今回のオバマ大統領のこの歴史的な広島訪問を一つの切っ掛けにして、この世の中から戦争が無くなり、核廃絶に向けて新たな一歩を踏み出し、それが実行されるように願って止みません。

 それから全仏オープンテニス2016ですが、錦織圭選手がフェルナンド・ベルダスコ選手とフルセットの激闘の末、6-3、6-4、3-6、2-6、6-4の最終セットまでもつれ込み、見事に勝利を掴んで4回戦に進出しました。2年連続でベスト16に進出です。

2016年05月26日(木)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、高橋あやさんと言う方の録音が2曲ありました。編成は、フォーク・ギターに大久保明さん、ピアノに松田真人、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「秋雨・・・しぐれ」と言う、テンポが70でキーがBマイナーの曲。譜読みを始めると、イントロや曲中に色々と書き譜が記されていて、実際に弾いてみると、若草さん節の美しくて泣けるメロディーが・・・。僕は、若草さんの美しくて泣ける目メロディーが大好きなので、これからの本番に向けて気持ち良く弾けるように早速体に叩き込みます。そして本番の録音でベーシックなオーケーテイクが取れると、曲中の書き譜のフレーズを何カ所かやり直させて貰いました。曲調は、切ない流行歌調でした。

 2曲目は「夢をつれて夢を抱いて」と言う、テンポが98でキーがCマイナーの曲。こちらの方は、特に書き譜はの指定は無くコードとキメが記されていて、最初の音合わせの後、若草さんがアレンジをして丸尾君が打ち込んだオケのサウンドを聴いて、自分のピアノでのアプローチの仕方を決め、本番に臨みました。 曲調は、少しリズム感のある哀愁のあるやはり流行歌調の曲でした。御陰様で無事に終了です。

2016年05月25日(水)

 今日も早朝のウォーキングから帰宅後、小杉十郎太さんの「KOMICHI」と言う曲のオケ作り。もう殆ど出来上がって来たので、後はテンポの確認が出来たら、いよいよAUDIO録音に入ろう思います!

 そして一息付いて、気楽に観られる(?)と言う思いで観た映画は「スキャナーズ/Scanners」(1981年カナダ映画)と言う、ホラー、SF映画。鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督作品で、キャストは、スティーヴン・ラック(男優)キャメロン・ベイル、マイケル・アイアンサイド(男優)ダリル・レボック、パトリック・マクグーハン(男優)ポール・ルース博士、ジェニファー・オニール(女優)キム・オブレスト、その他の皆さん。

 内容は、超能力者(スキャナー)を使って警護を行う警備会社に組み込まれたスティーヴン・ラック演じる主人公ベイルは、科学者の手によってその能力を更に開発された彼に与えられた任務は、恐るべき力で世界を支配しようとする裏のスキャナー、マイケル・アイアンサイド演じるレボックの追跡でした。そしていよいよスキャナー同士による壮絶な超能力による争いが描かれて行きますが、人間関係やSFX(特殊撮影)等もドロドロとした雰囲気になっています。

 デヴィッド・クローネンバーグ監督作品は、僕は当時から興味があって、この映画も既に観ている作品ですが、やはりクローネンバーグ監督の独特の仄暗い雰囲気が漂っています。今日久し振りに観ると、SFX等にはその時代性を少し感じない訳にも行きませんが、この作品は、クローネンバーグの名を世界に広く知らしめる事になったのは間違いないでしょう。

 そしてチープささえ感じさせる劇伴が、この映画の雰囲気をより独特のものにしているようにも思います。音楽を担当しているカナダ出身の音楽家ハワード・ショアは、デヴィッド・クローネンバーグの作品で注目されるようになり、「スキャナーズ」以降のクローネンバーグ作品の映画音楽に全て起用されていて、「ロード・オブ・ザ・リング」では、アカデミー作曲賞を受賞しています。

 それからクローネンバーグ監督の他の作品としては、「ザ・ブルード/怒りのメタファー/The Brood 」(1979年)、「ヴィデオドローム/Videodrome 」(1983年)、「デッドゾーン/The Dead Zone 」(1983年)、「ザ・フライ/The Fly 」(1986年)、「クラッシュ/Crash」(1996年)、等があります。余談ですが、この映画には「おもいでの夏」のドロシー役のジェニファー・オニールが、キム・オブレスト役で出演しています。

2016年05月23日(月)

 小杉十郎太さんの「KOMICHI」のオケの制作は、MIDIデーターが大分出来上がって来たので、AUDIOに録音する前に、小杉さんに曲のテンポの確認を取ってから録音に入ろうと思います。

 そして観た映画は「マグノリア/Magnolia」(1999年アメリカ映画)と言うドラマ。ポール・トーマス・アンダーソン監督作品で、 キャストは、ジェレミー・ブラックマン(男優)スタンリー・スペクター、トム・クルーズ(男優)フランク・T・J・マッキー、メリンダ・ディロン(女優)ローズ・ゲイター、フィリップ・ベイカー・ホール(男優)ジミー・ゲイター、フィリップ・シーモア・ホフマン(男優)フィル・パルマ、ウィリアム・H・メイシー(男優)ドニー・スミス、ジュリアン・ムーア(女優)リンダ・パートリッジ、ジョン・C・ライリー(男優)ジム・カーリング、ジェイソン・ロバーズ(男優)アール・パートリッジ、メローラ・ウォルターズ(女優)クローディア・ウィルソン・ゲイター、その他の皆さん。

 内容は、死期を迎えた大物プロデューサー、その彼と確執のある息子、プロデューサーの妻とその看護人、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、過去の栄光にすがる元天才少年等、LAに住む色々な人間の24時間を描いた群像劇。最後は、それぞれのストーリーが不可思議な糸で繋がって行きますが、圧巻はやはり最後のあのシーンでしょうか。こんなの有り?的な感じなんですが、どうしてアレ?だったのか。実はこの映画、僕はこれまでにも観ようと思い、最初の10分位で何が何だか良く分からずに、2回も観るのを止めてしまった映画だったんですが、今日は最後まで観ました!(笑)この映画は、幾つものストーリーが同時進行して行くので、最初は何が何だか良く分かりませんが、その作り方からして問題作ではないかと思いますが、劇伴の音楽は、気が付くと殆どのシーンで重苦しいゆったりとした雰囲気の音楽が流れていますが、時折流れる歌のある音楽もなかなか魅力的です。僕としては、もう一回観ない事にはこの映画の更なる魅力を理解出来ないかも知れません。ちょっと不思議な感じの映画でもありました。と言う事で、評価は分かれるかも知れません。

2016年05月22日(日)

 昨日から取り掛かっている小杉十郎太さんの「KOMICHI」のアレンジ及びオケ作りは、まだMIDIデーターの段階ではありますが、今日で6割りから7割り位まで終了しました。

 そして一息付いて観た映画は(実は気分転換で気楽に観れる映画と思って観たのですが)、「スリーデイズ/The Next Three Days」(2010年アメリカ映画)と言う、ドラマ、サスペンス、犯罪物、ロマンス映画。キャストは、ラッセル・クロウ(男優)ジョン・ブレナン、エリザベス・バンクス(女優)ララ・ブレナン、ブライアン・デネヒー(男優)ジョージ・ブレナン、レニー・ジェイムズ(男優)ナプルシ警部補、オリヴィア・ワイルド(女優)ニコール、その他の皆さん。

 内容は、ラッセル・クロウ演じる一人の平凡な大学教授ジョン・ブレナンが、エリザベス・バンクス演じる殺人の罪で投獄された愛する妻ララ・ブレナンの無実を信じ、彼女を取り戻す為に命を懸けた必死の脱獄計画を練り上げ、それを実行に移す様子を描き出した映画。これは面白かったです!!!僕は途中で、彼女は本当に無実なのだろうか?等と複雑な心境にもなりましたが、それに付いては最後の方で分かります。このような映画にしては後味も悪くないですし、単なる脱獄映画とは違うので、興味深く最後までハラハラドキドキしながら観る事が出来ました。ブレナンの父親の、警察の事情聴取の際の返答に付いては、おそらく評価が分かれると思いますが、僕はこれも親子の絆なのかなと感じました。そして最後に「無実を示す証拠が・・・」と言うシーンもあって、これもやはり興味深かったです。そしてこの映画は、2008年に公開されたヴァンサン・ランドン主演、フレッド・カヴァイエ監督のフランスの映画「すべて彼女のために」のリメイクとの事。(2014年の10月に観ました!)勿論、お薦めの映画です!

2016年05月20日(金)

 今日は、猪股義周さんのアレンジで、北野ゆきさんと言う方の録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに豊田Jr勝敏さん、ベースに松下英二さん、フォーク・ギターに安田裕美さん、ピアノに松田真人、シンセサイザーに猪股義周さん、ラテン・パーカッションに矢坂順一さん、そして桐山なぎささんのストリングス・セクションの皆さんですう。

 1曲目は「幸せかくれんぼ」と言う、テンポが76でキーがB♭メージャーの曲。こちらの曲では、基本の編成に平原まことさんのサックスと三畑貞二さんのエレキ・ギターが加わりました。

 そして2曲目は「もう一度永遠に」と言う、テンポが78(最終的に75に変更)でキーがDマイナーの曲。こちらの曲では基本の編成に、斉藤功さんのガット・ギターと和智秀樹さんのマンドリン(かな?)、そして女性のフルートの方が加わりました。この曲は譜読みを始めると、所謂三連の「ノリ」になっていて、イントロや歌中、そして間奏やエンディング等にピアノの書き譜が色々と記されていて難しそうなので、早速譜読みをして寸暇を惜しんで練習です。(このような書き譜の譜面は、より集中力を要します)特にイントロは、ピアノがメインで演奏をするようになっていて(他はストリングスのみ)、この部分だけはクリックを使わないで、テンポも「poco accel.」→「rall.」と言う感じのテンポ変化が記されていて、兎に角自分の中にあるイメージを総動員して「こんな感じですか?」と、ピアノのブースに来て下さった猪股さんとその演奏の雰囲気等に付いて確認します。猪股さんからも「切なくて悲しい感じで弾いて下さい」とアドバイスがあり、僕の方もこれからの録音/演奏に迷いの無いように気持ちを集中して行きます。

 そして音合わせが始まると、斉藤さんのガット・ギターや桐山さんのソロ・ヴァイオリンが色々とフュウチャーされていて、盛り沢山なそしてメリハリのある「グッと」来るような雰囲気のサウンドになっていました。テンポに付いては録音の途中で78から75に少し落ち、更に悲しくて切ない雰囲気になりましたが、ベーシックなオーケーテイクが録れた後、僕は間奏の前半を録り直す程度で、無事に終了する事が出来ました。と言う事で、今日もやり甲斐のある充実した内容の録音でした!
 
 それから昨日、小杉十郎太さんの関係者の方から、小杉さんの「KOMICHI」と言う、小杉さんが作詞、そして僕が作曲した楽曲のアレンジの依頼があり、今朝から早速アレンジ、及びオケ作りに取り掛かり始めました。

2016年05月19日(木)

 今日観た映画は「バーティカル・リミット/Vertical Limit」(2000年アメリカ映画)と言う、アクション、サスペンス、そしてアドベンチャー映画。キャストは、クリス・オドネル(男優)ピーター・ガレット、ビル・パクストン(男優)エリオット・ボーン、ロビン・タネイ(女優)アニー・ガレット、スコット・グレン(男優)モンゴメリー・ウィック、イザベラ・スコルプコ(女優)モニク・オーバーティン、その他の皆さん。

 内容は、3年前にロッククライミング中に起きた事故で、クリス・オドネル演じる兄ピーターはロビン・タネイ演じる妹アニーと自身を救う為、父親に言われて父親の命綱を切る事を決断、実行します。妹はそれ以降、兄を許す事が出来ないでいます。兄はその苦しみから逃れる為に山を拒否し写真家となり、妹は父親の意思を継いで登山家となります。そして今妹は、世界第2位の高峰K2登頂に挑んでいました。しかし事故に遭い遭難してしまった妹は、標高8,000mでクレバスに閉じ込められてしまいます。妹を救う為にピーターは、世界で最も恐れられている山K2へ向かう事を決意しますが・・・。遭難現場で、そして救助に向かう道中で、ハラハラドキドキの展開が色々と起きますが、それ以上のものは無い感じがしないでもありませんが、それなりには楽しめます!

2016年05月18日(水)

 今日観た映画は「裏窓(1954)/Rear Window」(1954年アメリカ映画)と言う、 サスペンス、ミステリー映画。アルフレッド・ヒッチコック監督作品で、 キャストは、ジェームズ・スチュワート(男優)L・B・ジェフリーズ、グレース・ケリー(女優)リザ・キャロル・フリーモント、レイモンド・バー(男優)ラーズ・ソーワルド、セルマ・リッター(女優)ステラ、ウェンデル・コーリイ(男優)トーマス・ドイル、その他の皆さん。

 内容は、ジェームズ・スチュワート演じる報道カメラマン・ジェフリーズは、ギプス姿の車椅子生活。退屈しのぎに自分の部屋から中庭越しに、向かいのアパートの住人を観察し始めます。すると、その住人の一人レイモンド・バー演じるラーズ・ソーワルドの不審な行動を目撃した彼ジェフリーズは、グレース・ケリー演じるモデルの恋人リザや看護婦の助けを借りて自らの推理の正当性を証明しようとするのですが・・・。

 この映画は、実在のアパートを借りてロケーションするのではなく「全編スタジオセット撮影」だったり(少し舞台のような雰囲気が・・・)、劇伴の音楽も通常のようにそれぞれのシーンに付けられた(作曲された)音楽が流れる訳ではなく、アパートの住人に作曲家の男性が居る設定で、アパートの自室でピアノで作曲している様子を劇伴の音楽として使っているように思える等、面白い雰囲気で作られています。それから僕はこの映画を観ていながら後半になるに連れ、もしかしたらこの映画は主人公のジェフリーズの勘違いなのかも?と思いきや、最後はそうでは無かったようですが、所謂「覗き」の映画です。グレース・ケリーはやはり美しいですし、看護婦の妙齢な女優さんも良い味を出しています。お薦めです!

過去の「日記」2016年05月01日〜17日

2016年05月17日(火)

 今日はランチで、横浜は都筑区のノースポート内1Fにある、15年連続ハワイのベストバーガー賞受賞の老舗「TEDDY'S Bigger Burgers(テディーズビガーバーガー)港北店」に、美味しいハンバーガーを食べに出掛けて来ました。僕が食べたのは、170グラムのオリジナルバーガーにドリンクとポテトが付いたランチ・セット。まず出て来たハンバーガーを手に持つと、ずっしりと重いのにはちょっとビックリ!バンズは思ってたよりも柔らかくパティはジューシーで、ケチャップやマスタードをたっぷりと付けて美味しく頂きました。写真は、僕が食べたオリジナルバーガーです!

2016年05月17日

2016年05月16日(月)

 今日観た映画は「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち/Good Will Hunting」(1997年アメリカ映画)と言う、ドラマ、青春物、そして学園物の映画。キャストは、マット・デイモン(男優)ウィル・ハンティング、ロビン・ウィリアムス(男優)ショーン・マグワイア、ベン・アフレック(男優)チャッキー・サリバン、ステラン・スカルスガルド(男優)ジェラルド・ランボー、ミニー・ドライヴァー(女優)スカイラー、その他の皆さん。

 内容は、心に深い傷を負った天才的な頭脳を持つ青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。ボストンに住むマット・デイモン演じる青年ウィルは、幼い頃から天才が故に周囲から孤立していました。しかし彼の才能に気付いたステラン・スカルスガルド演じる数学教授のランボーは、ウィルにロビン・ウィリアムス演じる精神分析医のショーンを紹介します。ウィルはショーンに次第に心を開いて行きますが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近して来ます・・・。

 観終わってからも、良い雰囲気の映画だと思いましたが、今日の僕は、この映画に(その内容とは関係が無いと思いますが)ほんの少し集中出来ない感じがありました。天才的な頭脳を持っていますが、幼い頃に負った虐待によるトラウマから抜け出せず、人間的に偏った考え方になってしまい、なかなか人に心を開かなくなってしまったウィルを演じるマット・デイモンは、この頃俳優として殆ど無名でしたが、ウィルの難しい人間性を見事に演じています。そして2014年に自らの命を絶ってしまった名俳優ロビン・ウィリアムスですが、本当に残念でなりません。第70回アカデミー賞で、助演男優賞と脚本賞を受賞しています。

 それから最近精を出しているビック・バンドのオケの打ち込みですが、少しばかり雰囲気が出て来たように思います。当時書いたスコアの特に移調楽器が、コンサート・キーでは無く移調したキーで書いてあって、特にサックス・セクションが、テンションが効いたハーモニーになっている事もあって、この音程で正しいのかそうでないのか?自分でもすぐに判断出来ない箇所があったりして、苦労しながらの作業ですが、今日辺りで、やっと何とかですが、譜面に書いてある正確な音程のオケ作りが出来つつあります。他にも、ドラムのスネアやキックのリズムの中でのアドリブのニュアンスや、それからサックスやホーン・セクションのベロシティ(強弱)やタイミングを微妙にいじったりして、出来るだけ自分のイメージに近づけるようにしています。

2016年05月15日(日)

 今日観た映画は「ブレイブハート/Braveheart」(1995年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、戦争物、歴史物の映画。メル・ギブソン監督作品で、キャストは、メル・ギブソン(男優)ウィリアム・ウォレス、ジェームズ・コスモ(男優)キャンベル、ショーン・ローラー(男優)マルコム・ウォレス、ブライアン・コックス(男優)アジル・ウォレス、パトリック・マクグーハン(男優)エドワードI世、ソフィー・マルソー(女優)イザベラ王女、アンガス・マクファーデン(男優)ロバート公ブルース、アラン・アームストロング(男優)モーネイ、キャサリン・マコーマック(女優)ミューロン、ブレンダン・グリーソン(男優)ハーミッシュ、トミー・フラナガン(男優)モリソン、アレックス・ノートン(男優)花嫁の父、マイケル・バーン(男優)スマイス、イアン・バネン(男優)ロバート公ブルース(父)、その他の皆さん。

 内容は、13世紀、スコットランドはイングランド国王エドワードⅠ世の支配下にありました。幼い頃、父と兄をイングランドに殺され、遠方の親戚に引き取られていたメル・ギブソン演じるウィリアム・ウォレスは、久し振りに故郷の村へ戻り、キャサリン・マコーマック演じる幼馴染のミューロンを妻に迎えます。平和な暮らしを望むウォレスでしたが、ある日、村を支配していたイングランド兵に妻を殺されてしまった事で、ウォレスは仲間と共にスコットランド独立の為、イングランドと戦うことを決意します。自由を求めて勇猛果敢に戦ったウォレスの行く末は如何に・・・。

 これはなかなか面白かったです!スコットランドの独立の為に戦った実在の人物ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた歴史映画で、史実に忠実ではないところもあるようですが、約3時間20分の長尺な映画のその全体を通してメリハリもあり、最後まで楽しむ事が出来ました。第68回アカデミー賞では、音響効果賞、作品賞、メイクアップ賞、監督賞、撮影賞の5部門で受賞しています。それから映画自体と同様に、この映画のサウンドトラックも大きなセールスを記録したようです。因に音楽を担当したのはジェームズ・ホーナーですが、スコットランド音楽とケルト音楽を印象付けるような音楽が多く、映画の雰囲気を一層盛り上げています。メル・ギブソン監督作品は、「アポカリプト/Apocalypto」(2006年アメリカ映画)と言い、兎に角面白いです。因に「パッション」(2004年アメリカ映画)はまだ観た事が無いので、機会があれば是非!と言う事で、これはお薦めの映画です!
 
 それから話しは変わってここ数日、自宅録音でオケを作っている楽曲は、僕がプロ・ミュージシャンになる少し前の21~22歳頃の約2年間位に渡って、東京のとある大学のビック・バンドでピアノを弾いていた事があって、その頃にそのビック・バンドの為に書いた曲を打ち込んでみています。この曲に付いての御披露目は多分無いと思いますが、ジャズのビック・バンドと言えば、生演奏を基本としていて、それをどの程度まで自宅録音の打ち込みで再現出来るのか?と言う感じになっていますが、全体的に4ビートの雰囲気や、特にサックス・セクションの雰囲気を出すのに苦労しているところです!

 今日午後9時からNHKEテレの「クラシック音楽館」で、カティア・ブニアティシヴィリのピアノで、シューマンのピアノ協奏曲が放送されるようです。僕は必見ですね!間際ですが、お知らせしておきますね。

 そして今、番組の方、観終わりました!カティア・ブニアティシヴィリのピアノ、とても素晴らしかった!彼女の演奏は、生き生きとして輝かしく、ハッと思う瞬間が何度もありました。僕はCDで聴いて彼女の演奏に興味を持つようになりましたが、今日テレビではありましたが、演奏している姿を観て、その素晴らしさに感動しました!

2016年05月14日(土)

 今日観た映画は「遊星からの物体X/The Thing」(1982年アメリカ映画)と言う、ホラー、サスペンス、リメイク、SF映画。ジョン・カーペンター監督作品で、キャストは、カート・ラッセル(男優)R・J・マクレディ、ドナルド・モファット(男優)ギャリィ隊長、ウィルフォード・ブリムリー(男優)ブレア、キース・デヴィッド(男優)チャイルズ、リチャード・ダイサート(男優)コッパー医師、デヴィッド・クレノン(男優)パーマー、チャールズ・ハラハン(男優)ヴァンス・ノリス、T・K・カーター(男優)ノウルス、トーマス・G・ウェイツ(男優)ウィンドウズ、ピーター・マローニー(男優)ジョージ・ベニングス、ジョエル・ポリス(男優)フュークス、リチャード・メイサー(男優)クラーク、その他の皆さん。

 内容は、南極大陸で一匹の「犬」がヘリを操縦するノルウェー隊員に追われているところから始まります。尋常では無いただならぬ緊迫感が漂う中、見渡す限り氷に囲まれた大雪原をヘリコプターに追われ逃げる「犬」は、アメリカの南極観測基地へ辿り着きますが、ヘリを操縦するノルウェー隊員がアメリカ隊員に向けても銃を乱射した為に、アメリカ隊員はやむおえずその彼を撃ち殺します。そしてその後、ノルウェー隊員が「犬」を殺そうと異常に錯乱していた理由が明らかになります。実は「犬」の正体が、得体の知れない生き物だったからです。

 この映画は、僕が20代の頃、とあるアーティストの方に「面白い映画があるから、観に来ない?」的な内容の話しを頂いて観た映画で、それはもうインパクトが大きかった映画。その後、LDで輸入盤(字幕無し)、次に国内盤(字幕あり)、最後には国内盤のオリジナル盤(「遊星よりの物体X/The Thing from Another World」(1951年アメリカ映画))と買い集めた程、気に入って時ある毎に観ていた映画。兎に角、宇宙から地球にやって来た得たいの知れない生き物が凄い!先日観た「エイリアン」と言い、SF映画のクリーチャーを創造する皆さんのこの逞しい想像力には、ただただ驚かされるばかりです。

 それからこの映画の音楽を担当したのが、僕の大好きな作曲家の一人、あの大御所のエンニオ・モリコーネ。モリコーネは、2016年の今年「ヘイトフル・エイト」(2015年アメリカ映画)の音楽で、第88回アカデミー賞作曲賞を受賞しました。今年で87歳です。そしてエンニオ・モリコーネと言えば、若かりし頃はマカロニ・ウエスタンの音楽、そして「ワンス・アポン・ア・タイム・アメリカ」(1984年)「ニュー・シネマ・パラダイス」(1988年)「めぐり逢い」(1994年)「海の上のピアニスト」(1998年)等と言うように、郷愁や哀愁を感じさせる心温まるような音楽を書く印象が僕の中にはあるのですが、このようなSF映画の音楽も実に素晴らしいです!緊迫感溢れる重苦しい雰囲気は、やはりこの映画の恐怖感をより一層高めていると思います。映画の結末に付いても、観ている側が、一体この先どうなるだろう?的な、ある種の含みを感じさせる終わり方になっていて、実に印象的な終わり方になっています。それから隊員達の気持ちを、お互いに疑心暗鬼にさせるような人間模様に持って行くところも、映画を面白くする上で上手いと言わざるを得ません。と言う事で、勿論、お薦めの映画です!

2016年05月13日(金)

 今日観た映画は「パリ、テキサス/Paris,Texas」(1984年西ドイツ・フランス合作映画)と言う、 ドラマ、ロードムービー。ヴィム・ヴェンダース監督作品で、キャストは、ハリー・ディーン・スタントン(男優)トラヴィス・ヘンダースン、ディーン・ストックウェル(男優)トラヴィスの弟ウォルト、ナスターシャ・キンスキー(女優)トラヴィスの妻ジェーン、ベルンハルト・ヴィッキ(男優)ウルマー医師、オーロール・クレマン(女優)ウォルトの妻アン、ハンター・カーソン(男優)トラヴィスの息子ハンター、その他の皆さん。

 内容は、テキサスに存在するらしい「パリ」と言う名前の土地を探して放浪の旅に出たハリー・ディーン・スタントン演じるトラヴィスですが、暑さと疲労で倒れてしまった彼は、弟に引き取られてロサンゼルスに連れ帰られます。そこには4年前に置き去りにしたハンター・カーソン円汁息子のハンターがいました。しかし妻の姿はもうそこにはありませんでした。

 僕はまず、この映画に漂っている空気感が好きです!見渡す限り青空が広がる開放的な美しい風景も同様で、そして音楽を担当したライ・クーダーの郷愁を誘うようなギターの音色が心に染み入ります。1984年のカンヌ映画祭で、満場一致でグランプリ(パルムドール)を受賞したというだけあって、流石と言う印象です。そして僕は、ヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン・天使の詩」よりも、こちらの方が好きですね。これは、お薦めの映画です!

2016年05月11日(水)

 新曲の曲作りやそのオケ作りに関してなんですが、ここに来て、違う曲(?)をちょっと打ち込んでみようと思い始めました。結果、どうなるかは分かりませんが、果たして・・・。

 そして観た映画は「エイリアン2/Aliens」(1986年アメリカ映画)と言う、アクション、SFホラー、シリーズ物の映画。つい先日「エイリアン」を観たばかりですが、この「エイリアン2」は前作に比べてエンターテイメント性が高く、SFホラー映画の傑作、そして名作の一つ。ジェームズ・キャメロン監督作品で、キャストは、シガニー・ウィーバー(女優)エレン・リプリー、マイケル・ビーン(男優)ドゥウェイン・ヒックス伍長、キャリー・ヘン(女優)ニュート(レベッカ・ジョーンズ)、ランス・ヘンリクセン(男優)ビショップ341-B、ポール・ライザー(男優)カーター・J・バーク、ビル・パクストン(男優)ハドソン二等兵、ウィリアム・ホープ(男優)ゴーマン中尉、ジャネット・ゴールドスタイン(女優)バスケス二等兵、マーク・ロルストン(男優)ドレーク二等兵、ダニエル・カッシュ(男優)スパンクマイヤー、その他の皆さん。 

 内容は、「エイリアン」で唯一生き残ったシガニー・ウィーバー演じるリプリーは、57年間もの間、宇宙を漂流していたところを宇宙捜索隊に発見されます。ところが地球に戻った途端、宇宙惑星LV426からの連絡が途絶えた事が判明します。そしてリプリーは海兵隊隊員達と共に、あの忌まわしい惑星に再び向かう事を決断しますが、惑星LV426は既にエイリアン達の巣と化していたのです。

 今回は、始まってそうそう勇壮な海兵隊の隊員達がエイリアンと戦闘モードになるべくして士気を高めて行くところから始まりますが、最後はやはりこの人、リプリーことシガニー・ウィーバーが一人でエイリアンの親玉(マザー)に勇壮果敢に戦いを挑む事になります。確かこの映画のシガニー・ウィーバーを切っ掛けにして、その後、強い女性を描いた映画が増えていったように記憶していますが・・・。そして前作以上に面白さを引き立たせる工夫が随所にあって、何度観ても見飽きる事がない映画だと思いました。ところどころに前作を思い起こさせる(引き継ぐような)ポイントがあったり(それだけ前作のインパクトが大きかったと言う事でしょうか)、前回では悪役だったアンドロイドが今回は人間を助けるキャラクターだったする点等、興味の尽きるところがありません。

 劇伴を担当しているジェームズ・ホーナー(昨年の2015年に飛行機事故の為、61歳で亡くなりました)の音楽は、前回のジェリー・ゴールドスミスの神秘的で恐怖感を感じさせる音楽に比べると、人間とエイリアンの戦いを演出するような戦闘的な雰囲気の音楽がが多いように感じましたが、この映画のオープニングとエンディングで、スタンリー・キューブリック監督作品の「2001年宇宙の旅」(1968年イギリス・アメリカ合作映画)で使われたアラム・ハチャトゥリアンの「ガヤネー」(ガイーヌ)から「アダージョ」の冒頭の旋律を引用してところがある辺りは、僕は「2001年宇宙の旅」に敬意を表しているように個人的に思いました。それから「エイリアン2」には、完全版があるようですね。機会があれば是非観てみたいと思います。映画の最後の方で、少女ニュートに付きまとうマザー・エイリアンに対してリプリーが「Get away from her, you BITCH!」と言い放つところは、思わず「グッ!」と来てしまいますね。勿論この映画もお薦めなんですが、やはりまず最初に「エイリアン」を御覧になってから観て頂けると、より一層楽しめると思います!

2016年05月09日(月)

 今日は、猪股義周さんのアレンジで、大下香奈さんの録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに豊田Jr勝敏さん、ベースに松下英二さん、ギターに大久保明さん、ピアノに松田真人、ラテン・パーカッションに川瀬正人さん そして桐山なぎささんのストリングス・セクションの皆さんです。

 1曲目は「グラスの向こうは赤いジャズ」と言う、スロー・テンポでキーはAマイナーの曲です。こちらの曲では基本の編成にブラス・セクションの皆さんが加わりました。早速譜読みを始めると「ジャズ風に」とか「4Beat風に」等と記されていて、実際の音合わせが始まると、まるで石原裕次郎さんが歌われるような雰囲気のアレンジになっています。そして特にサックスが大々的にフューチャ-されているサウンドになっていて、その他にも流麗なストリングスもあったりと、全体的にメリハリのある雰囲気になっていて、素敵な雰囲気の録音が録れたように思います。

 そして2曲目は猪股さんではなく青木さんと言う方のアレンジで、「やさしい雨」と言う、テンポが72(最終的には71に変更)でキーがB♭メージャーの曲です。そして大久保さんがフォーク・ギターに持ち替え、もう一人やはりフォーク・ギターで小堀浩さんが参加をしました。録音の前に青木さんから「この曲は、アコースティック・ギターがメインで、ピアノはサビから弾いて下さい、との説明があり、音合わせが始まると、全体の雰囲気は叙情的で牧歌的で、間奏はストリングスが広がりのある旋律を奏でていました。約2時間で無事に終了です。

2016年05月08日(日)

 今日観た映画は「アフター・アワーズ/After Hours」(1985年アメリカ映画)と言う、 ドラマ、サスペンス、そしてコメディ映画。マーティン・スコセッシ監督作品で、キャストは、グリフィン・ダン(男優)ポール、ロザンナ・アークエット(女優)マーシー、テリー・ガー(女優)、ヴァーナ・ブルーム(女優)、リンダ・フィオレンティーノ(女優)、ジョン・ハード(男優)、キャサリン・オハラ(女優)、ウィル・パットン(男優)、その他の皆さん。

 内容は、ニューヨークのアッパー・イーストサイドに住むグリフィン・ダン演じるコンピューター・プログラマーのポールが退社後、コーヒーショップでヘンリー・ミラー著の「南回帰線」を読んでいると、ロザンナ・アークェット演じる若い女マーシーに声を掛けられて電話番号を教えられます。1度帰宅したポールはマーシーに電話し、マーシーに会う為にタクシーに乗ってマンハッタンのソーホー地区へ向かいますが、乱暴なタクシー運転手の為、全財産20ドル紙幣を窓から飛ばしてしまいました。仕事帰りのサラリーマンが体験する奇妙な一夜を、ドラマティックに描いたブラック・コメディ。次々に現れる不可解な登場人物とシチュエーション、そしてそれに翻弄され続ける主人公を描いた映画。

 僕は(確か)20代の頃に、先輩ミュージシャンから「奇妙で面白い映画があるよ」と言われて当時観た映画。この映画は、あまり真面目に考えずにストーリーの流れに身を任せた方が楽しめると思います。兎に角、家に帰りたくても、その都度理不尽な出来事が起きてしまい、なかなか自宅に帰る事が出来ないと言う、まるで悪い夢でも見ているようなちょっと不思議な映画。そしてコメディと言うよりも、見方を変えると、ちょっと毒のある怖い映画かも?知れません。今日久し振りに観ましたが、やっぱり面白かったです!僕は・・・お薦めします!(笑)

 今ネットで知ったのですが、シンセサイザーを使った電子音楽の世界的な第一人者、そして作曲家の冨田勲(とみた・いさお)さんが、今月5日(木)、病気の為にお亡くなりになりました。享年84歳でした。心より御冥福をお祈り致します。

2016年05月07日(土)

 今日観た映画は「誰が為に鐘は鳴る/For Whom The Bell Tolls/ワールド・プレミア・上映版」(1943年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、ラブストーリー、そして戦争物の映画。キャストは、ゲイリー・クーパー(男優)ロバート・ジョーダン、イングリッド・バーグマン(女優)マリア、エイキム・タミロフ(男優)パブロ、カティーナ・パクシヌー(女優)ピラー、ウラジミル・ソコロフ(男優)アンセルモ、フォーチュニオ・ボナノヴァ(男優)フェルナンド、その他の皆さん。

 内容は、スペインで起きた動乱を舞台に、ゲリラ活動に参加したアメリカ人の心情を描いた悲恋の映画。政府の軍事輸送を阻止する為に、鉄橋の爆破が計画されました。作戦に参加したゲイリー・クーパー演じるアメリカ人のロバートは、ジプシーのゲリラに協力を求めます。そこでロバートは、イングリッド・バーグマン演じる美しい娘マリアと出会い、二人は激しく惹かれ合います。スペクタクルとラブロマンスを一つにしたような映画。

 今回は、BSプレミアムで放送された映像で堪能させて貰いましたが、半世紀以上前の映画なのに、輪郭が明瞭でとても美しい映像だったのにびっくりしました。僕は確か、中学生位の頃にテレビで観た記憶(モノクロだったような?)があって、そして映画の邦題の「誰が為に鐘は鳴る」の読み方が、何故「たがために・・・」となるのか、不思議だったのを憶えています。そして音楽を担当したビクター・ヤングは、この映画の他にも「愚かなり我が心」(1949年)、「シェーン」(1953年)、「八十日間世界一周」(1956年)等、沢山の映画音楽や、ジャズのスタンダードとしても有名な「Stella by Starlight」の作曲家としても知られています。当時のアカデミー賞では、アカデミー助演女優賞(カティーナ・パクシヌー)を受賞しています。会話のシーンが多いのが、少々気になったかな?と言う印象でした。そしてバーグマンはとても美しい女性だと、改めてそう感じました。勿論ゲーリー・クーパーも流石の男前でしたよ。映画の原作は、アメリカの文豪アーネスト・ヘミングウェイ。

2016年05月06日(金)

 今日観た映画は「レオン(完全版)Leon: The Professional」(1996年フランス・アメリカ合作映画)と言う、アクション、ドラマ、ラブストーリー、そして犯罪物の映画。リュック・ベッソン監督作品で、印象に残っている映画の一つ。キャストは、ジャン・レノ(男優)レオン、ナタリー・ポートマン(女優)マチルダ、ゲイリー・オールドマン(男優)ノーマン・スタンフィールド、ダニー・アイエロ(男優)トニー、その他の皆さん。

 リュック・ベッソン監督が映画監督として不動の地位を築いた映画で、自らの出世作となった「レオン」を納得の行く形で追加修正したディレクターズ・カット版。内容は、ジャン・レノ演じる天涯孤独の凄腕の殺し屋レオンと、ナタリー・ポートマン演じる少女マチルダとの愛を美しく描き出した作品で、ゲイリー・オールドマン演じる麻薬捜査局のいかれた捜査官ノーマンも、彼ならではの素晴らしい演技力が光っています。渋目のジャン・レノ、可愛らしいナタリー・ポートマン、そしていかれたゲイリー・オールドマンと、3人の魅力が見事に嵌まった作品だと思います。子役として出演をした、当時13歳のナタリー・ポートマンの演技もなかなかのものです。そしてマチルダ役を演じたナタリー・ポートマンは、この映画で一躍脚光を浴びる事になりました。それからエンディング・テーマで流れるスティングが歌う「Shape Of My Heart」が一層心に染み入りますね。劇中でビョークの「Venus as a boy」が使われているのには、今日初めて気が付きました。因に劇中の音楽はエリック・セラ。勿論、お薦めです!

 最新の新曲に付いては、Aメロに手を加え、Bメロをほぼカットする等して、全体の雰囲気とサイズを少し変えました。

2016年05月05日(木)

 昨日から不具合が出ていたオーディオ・インターフェイスですが、今、無事に復旧しました。原因は分かりませんが、おそらく何かの拍子に、僕の方で変なところ(触ってはいけない箇所)を触ってしまい、設定が変更されてしまったのでは?ないかと思います。兎に角これでまた作業に入れます。勿論もう既に作業に入っていますが・・・。(笑)

 そして観た映画は「エイリアン/Alien」(1979年アメリカ映画)と言う、 ホラー、サスペンス、SF映画。巨匠リドリー・スコット監督作品で、キャストは、トム・スケリット(男優)ダラス船長、シガニー・ウィーバー(女優)リプリー、ヴェロニカ・カートライト(女優)ランバート、ハリー・ディーン・スタントン(男優)ブレット、ジョン・ハート(男優)ケイン、イアン・ホルム(男優)アッシュ、ヤフェット・コットー(男優)パーカー、以上の皆さん。

 内容は、巨大な宇宙貨物船に侵入した1匹の異星生物の恐怖を描いた映画。地球への帰途に付いていた宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の救難信号を受けて未知の惑星に降り立ちますが、そこには異星人の船があり、船内には無数の奇怪な卵が存在していました。卵から飛び出した奇妙な生物が顔に貼り付いたジョン・ハート演じる航宙士ケインを回収し、ノストロモ号は再び航海に付きますが、彼の体内には既に異星生物の幼体が産みつけられていました。ケインの腹を突き破り姿を現したエイリアンは、脱皮を繰り返しながら巨大に成長、1人また1人と乗組員を殺して行くのですが・・・。

 SFホラーの傑作中の傑作のこの映画は、僕は公開当時、大学生の夏休みの際に実家のある小樽の映画館で観ました。その時の余りのインパクトの強さに観終わった後も、しばらく呆然としていたのを今でも良く憶えています。その後も何度も観た映画ですが、今日久し振りに観て、やはりその素晴らしさを痛感せずにはいられません。

 映画の結末は嫌という程分かっているので、今日は音楽を担当した今は亡きジェリー・ゴールドスミス(2004年に満75歳で没)の音楽を自分なりにアナライズ(分析)してみると、特徴的な音楽の幾つかで、このようなものがありました。まず冒頭から聞こえて来る2声のゆったりと動くメロディーに関してなんですが、上声部はB(シ)→A(ラ)→B(シ)と動き、それに対して下声部はC(ド)→E(ミ)→C(ド)と動いていて、これにG(ソ)の声部が入ると、これは今日のポピュラー音楽で良く使われているCメージャー7thの明るくあか抜けたハーモニーと考えられるのですが、5度のG(ソ)が存在しない事で、まるで永遠の闇に包まれた空虚で不安定な宇宙空間が表現されているように思います。それからこのハーモニーに付いては、後半ではそのバリエーションとして、F♯(ファ♯)の増4度の音が加わったりもしていました。そしてこれは、これから始まる例え様の無い恐怖の前段に過ぎないのですが、この他にやはり印象的だったのは、E(ミ)→B♭(シ♭)→E♭(ミ♭)の上行型のメロディーに対して、低音でC(ド)、又はG♭(ソ♭)の音が鳴っているところなんですが、これはジャズで良く使うC7(♯9)と言うハーモニーで、緊張感が強く感じられる代表的なハーモニーの一つで、そしてあのスクリャービンが最も偏愛して使っていた基本的なハーモニーの、その代表的なものとも言える事なんです。そんな素晴らしい音楽を書いた彼でしたが、リドリー・スコット監督との意思疎通がうまくいかず、作曲されたものの未使用となったり意図と異なる使い方や差し替えが何ヶ所もあったようです。

 それからH・R・ギーガーが生み出した圧倒的な存在感を放っているエイリアンですね。こんな最強で最悪の恐ろしいエイリアンがもしも自分の前に現れたら、足が竦んでしまって身動きが取れなくなるかも知れません。

 そしてキャスティングに関しては、通常このようなSF映画にはB級の俳優を配するのが普通でしたが、リドリー・スコット監督は個性的な役者を集める事で一つ上の高い演出を目指し、SF映画に出る事を懐疑的に思った俳優を敢えて引き止めるような事はしませんでした。そしてこの映画の主役とも言うべきリプリー役の選考は難航し、候補として挙っていた内の1人がメリル・ストリープだったようですが、彼女は婚約者のジョン・カザールを亡くしたばかりで、その事で関係者の方で出演依頼を躊躇ったそうです。そして抜擢されたのがもう1人の候補者のシガニー・ウィーバーでした。当時の彼女はほぼ無名だったそうです。1980年の第52回アカデミー賞で、視覚効果賞を受賞しています。この映画に付いて書きたい事はまだ色々とあるのですが、今日のところはこの辺で・・・。勿論、お薦めの映画です!

2016年05月04日(水)

 今日は午前中から、新しく浮かんで来たメロディーで(まだ1コーラス程度ですが)オケを作り始めました。まずピアノやベース、そしてパーカッションのループ等、幾つかの(最小限の)音色を使いMIDI録音をして、食事休憩で一度電源をオフにした後、また機材に電源を入れて作業に取り掛かろうと思いきや、オーディオ・インターフェイス「RME Fireface802」に不具合が出てしまいました。まずRME本体のヘッドフォーン端子から、これまでのように音源が聞こえて来ません。DTM「DP8」のミキサーのインディケーターは上下に振れているので、DTMには外部音源やソフト音源は届いているようなのですが、何故かPCに繋いであるスピーカーからはソフト音源しか聞こえて来ないのです。(因にRMEのミキサーにも音源は届いているようなのですが・・・)その後、何度か試してみましたが、不具合が直らないので、今日のところはこれで作業は中止。(復活して欲しいよ~!)

 そして観た映画は「 黒いオルフェ/Black Orpheus(Orfeu Negro)」(1959年フランス・ブラジル・イタリア合作映画)と言う、 ドラマ、コメディ・音楽物、そしてロマンス映画。キャストは、ブレノ・メロ(男優)オルフェ、マルベッサ・ドーン(女優)ユリディス、マルセル・カミュ(男優)エルネスト、その他の皆さん。

 内容は、リオのカーニバルを背景に、ギリシャ神話のオルフェとユリディスの愛を映画化した作品。出演者はほとんど一般市民から選ばれようですが、この映画のタイトルにもなっている「黒いオルフェ」と言う曲は、やはり切ない曲ですね。音楽はアントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファの作曲で、ストーリは単純明快ですが、結末は悲しい映画でした。それにしてもこの映画の中のブラジルの皆さんは、(カーニバルとは言え)兎に角躍りまくっています。これが日常だとしたら、やはり陽気な人間性なんだなと感じました。

2016年05月03日(火)

 今日観た映画は「メッセージ・イン・ア・ボトル/Message in a Bottle」(1999年アメリカ映画)と言う、ドラマ、ラブストーリー映画。キャストは、ケヴィン・コスナー(男優)ギャレット、ロビン・ライト・ペン(女優)テリーサ、ポール・ニューマン(男優)ドッジ、ジョン・サヴェージ(男優)ジョニー、その他の皆さん。

 内容は、シカゴの新聞社で調査員として働くロビン・ライト・ペン演じるテリーサが、休暇中の海岸で一本の瓶を拾います。瓶の中には手紙が入っていて、そこには今は亡き妻に贈られた愛のメッセージが書かれていました。テリーサは色々な手掛かりから瓶を流したと思われる男性を突き止め、ケビン・コスナー演じる彼ギャレットを訪ねてノースカロライナへ向かいます。手紙を見て来た事をなかなか切り出せないままギャレットとの愛を深めて行き、とうとうギャレットが手紙の件を知ってしまう日が来てしまうのですが・・・。

 この映画は大分以前に一度観た事があって印象に残っていたように記憶していますが、久し振りに観ると、その結末に若干の戸惑いを憶えなくもありません。ですがこれも「落ち着くところに落ち着いた」と言う感じでしょうか。音楽を担当しているガブリエル・ヤレドの劇中の音楽が、俳優の気持ちや場面場面の雰囲気を見事な程に表現していて、これは素晴らしかったです。

 そして今日また新たなメロディーが浮かんだので、早速譜面に書き留めました。果たしてこれがまた新たな新曲として完成するかどうか・・・。

2016年05月02日(月)

 今日も昨日に引き続き、新曲のオケ作り。最新の新曲に付いては、今日はイントロやサビ、そしてエンヂィング等にクラベス(パーカッション)音色をアクセントに入れてみました。そしてピアノとストリングスの曲は、昨日、新しいメロディー(楽節)を加えた事で大分納得の行く感じになって来て、今日はタイミングや強弱に付いて若干の変更をして、録音をし直しました。

 そして観た映画は「ノッティングヒルの恋人/Notting Hill」(1999年アメリカ映画)と言う、ドラマ、ラブストーリー、コメディ、そしてロマンス映画。キャストは、ジュリア・ロバーツ(女優)アナ・スコット、ヒュー・グラント(男優)ウィリアム・タッカー、リス・アイファンズ(男優)スパイク、ジーナ・マッキー(女優)ベラ、ティム・マキナニー(男優)マックス、エマ・チャンバーズ(女優)ハニー、ヒュー・ボネヴィル(男優)バーニー、ジェームズ・ドレイファス(男優)マーティン、リチャード・マッケーブ(男優)トニー、その他の皆さん。

 内容は、ノッティンヒルの街角で旅行専門の本屋を営むヒュー・グラント演じるウィリアム・タッカーは、妻に逃げられ、経営も上手くいかず、冴えない毎日を送っていました。ある日彼の店に、ジュリア・ロバーツ演じる世界的な大女優アナ・スコットが客としてやって来たのです。店員と客として会話を交わし別れる二人ですが、その数10分後、ウィリアムとアナは運命の再会をする事になります。最初に恋に落ちたのは、アナの方だったのですが・・・。

 この映画は公開当時、エルヴィス・コステロが歌う主題歌「She」と共に話題になり大ヒットをしましたが、僕は今日初めてみました。主役のアナ・スコットとウィリアム・タッカーの恋に落ちる切っ掛けがちょっと唐突な感じもしますが、劇中で流れるハートフルな音楽と相俟って素敵な気持ちになれます。内容的には、「ローマの休日」の現代版と言った感じでしょうか。それからヒュー・グラントが演じるウィリアム・タッカーのキャラクターは「優しくて良い男性」。そしてエルヴィス・コステロが歌う主題歌「She」のオリジナルは、フランスのシンガーソングライターであるシャルル・アズナヴールが1974年に発表した「忘れじの面影」になります。勿論、お薦めです!

2016年05月01日(日)

 今日も新曲のオケ作り。最新の新曲にコーラスを入れてみようと思いましたが、生声だと音域的に高く少し無理があったので、オムニスフェア(ソフト・シンセ)のコーラスの音色を試しに使ってみると感じが良かったので早速採用。それから一つ前のピアノとストリングスの曲に付いては、一応完成はしたものの全体的に楽節の貧弱な感じが気になっていたので、今日になってこれまでのデーター(メロディー)も生かしつつ新たなメロディーの展開を幾つか加えた事で、これまでよりも表情豊かな曲に生まれ変わったように思います。

 そして観た映画は「S.W.A.T.(スワット)」(2003年アメリカ映画)と言う、アクション、サスペンス、犯罪物の映画。キャストは、サミュエル・L・ジャクソン(男優)ホンド巡査部長、コリン・ファレル(男優)ジム・ストリート、ミシェル・ロドリゲス(女優)クリス・サンチェス、LL・クール・J(男優)ディーク、ジョシュ・チャールズ(男優)T・J・マッケイブ、その他の皆さん。内容は、少数精鋭のS.W.A.T.隊員が、麻薬王の護送任務中に襲い掛かる様々な困難に立ち向かうと言う映画。娯楽作品ですが、最後まで緊迫感のあるシーンが多く、僕は最後まで面白く観る事が出来ました。

過去の「日記」2016年04月01日〜30日

2016年04月30日(土)

 このところ手がけている新曲の自宅録音は、今日になってMIDIからAUDIOへの録音を大部分を終えて、全体の6割から7割位が出来上がって来たでしょうか。連休明けには完成に漕ぎ着けるかも知れません。

 そして今日観た映画は「おもいでの夏/Summer of '42」(1971年アメリカ映画)と言う、ドラマ、ラブストーリー、青春物の映画。僕にとっては、ミシェル・ルグランの甘美で美しい音楽と共に、絶対に忘れる事の出来ない映画の一つ。キャストは、ジェニファー・オニール(女優)ドロシー、ゲイリー・グライムス(男優)ハーミー、その他の皆さん。

 内容は、1942年の夏、戦時下とは言え、戦争の面影を感じさせないニューイングランドの沖合いにある小さな島に、バカンスにやってきた15歳の少年3人組の興味はガールハントをする事でした。3人組の1人、ゲーリー・グライム演じるハーミーは町でジェニファー・オニール演じる美しい年上の女性ドロシーを見かけ夢中になります。ドロシーはハーミーを最初は子供としてしか見ていませんでしたが、やがて彼女の元に出征していた夫の死亡通知が届きます・・・。

 公開当時、僕は劇場で観て、ミシェル・ルグランのそのあまりに美しくて甘美なメロディーの虜になり、その後も今日に至るまでこの映画のテーマ・ミュージックは、僕の中では忘れられない曲となりました。ストーリーは、10代半ばの若い少年が年上の美しい女性に憧れると言う、たわいのないものですが、この映画の瑞々しさは永遠のような気がします。そして何と言ってもミシェル・ルグランの音楽が素晴らしいです!もしも他の作曲家がこの音楽を書いたとしたら、その印象は変わっていたかも知れません。寄せては返すような、まるでさざ波を感じさせるようなその切ないメロディーは、繊細で美しく、甘美で叙情的で、この映画のイメージを作っていると言っても決して過言ではないでしょう。還暦を迎えた僕でさえも、若い頃の気持ちに帰れる、そんな映画の一つだと思います。第44回アカデミー賞で、作曲賞(ミシェル・ルグラン)受賞を受賞しています。勿論、お薦めの映画です!

2016年04月27日(水)

 今日も昨日に引き続き新曲の録音の作業。昨日新たにループ音源を録音した事で、その音源のアタック感の強いタイミングにベースのパターンを合わせて弾いてみると、なかなか良い雰囲気になったので、この新曲の基本のリズム・パターンとして採用する事にしました。録音を始めた当初は、ループはループのノリで、そしてベースは8ビートのリズムパターンで録音しようと思っていましたが、ループ音源のアタックの強いタイミングにベースを合わせた事で、そのノリが強調されて、この新曲のリズムパターンとしてイメージが出来上がって来ました。その他には、2コーラス目からメロディーの合間に、ハーモニカのフィル・インを録音して、やはりこの曲の雰囲気をより強く醸し出す事に良い結果をもたらしています。

 そして観た映画は「ニュー・シネマ・パラダイス/Cinema Paradiso(Nuovo cinema Paradiso)」(1989年イタリア・フランス合作映画)と言う映画。久し振りに観た映画です。ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品で、キャストは、フィリップ・ノワレ(男優)アルフレード、ジャック・ペラン(男優) サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ、サルバトーレ・カシオ(男優)サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(少年期)、マルコ・レオナルディ(男優)サルヴァトーレ・"トト"・ディ・ヴィータ(青年期)、プペラ・マッジオ(女優)サルヴァトーレの母、アントネラ・アッティーリ(女優)若い頃のサルヴァトーレの母、アニェーゼ・ナーノ(女優)エレーナ、レオポルド・トリエステ(男優)神父、その他の皆さん。

 内容は、父親が戦場で行方不明になり、サルバトーレ・カシオ演じる幼いトトは司祭の助手として働きますが、「映倫」役の司祭に付き添っている内に映画に魅せられてしまいます。トトはフィリップ・ノワレ演じる映画技術者アルフレートの信頼を得た後、アルフレートが映画館の火災で失明してしまいますが、小学生なのに映画上映の一切を任されます。「君の道は別にある」というアルフレートの言葉を十代後半になっても信じず、トトは映画館で働きますが、初恋に敗れて故郷を離れて未来を目指します。故郷を捨てて映画監督として成功した1人の男が回想する、映画館「ニュー・シネマ・パラダイス」と共にあったほろ苦い幼少年時代の思い出を描いた映画。劇中で流れるエンニオ・モリコーネの音楽が、感傷や郷愁、そして映画への愛情をより一層掻き立てて、この作品の魅力を引き立てています。 お薦めの映画です!

2016年04月26日(火)

 今日は、午前中から午後に掛けて新曲の録音の作業。昨日の時点で、ピアノ、エレピ、ウッド・ベース、ガット・ギター等の音色でザックリと録音を始めていますが、今日はこの新曲の僕のイメージに沿ったループのパターンを探してそれを録音、更には編集をして、その後は、これまでの音色を再度録り直す作業をしています。幾つかの音色に付いてまず初めにザックリとした演奏を録音する事で、自分の中のイメージを一より具体的にして、今度は本番の演奏に録り直すと言う感じなんですが、来月中には完成に漕ぎ着けたい気持ちです。

 そして観た映画は「ベルリン・天使の詩/Der Himmel Ueber Berlin」(1987年西ドイツ・フランス合作映画)と言う、ドラマ、ラブストーリー、ファンタジー、モノクロ映画(一部カラー)映画。 ヴィム・ヴェンダース 監督作品で、キャストは、ブルーノ・ガンツ(男優)天使ダミエル、オットー・ザンダー(男優)天使カシエル、ピーター・フォーク(男優)本人、ソルヴェイグ・ドマルタン(女優)マリオン、その他の皆さん。

 内容は、ブルーノ・ガンツ演じる天使ダミエルの耳には、様々な人の心の呟きが飛び込んで来ます。ふらりと下界に降りて世界を見つめる彼は、永遠の霊であることに嫌気がさして、人間になりたいとオットー・ザンダー演じる親友の天使カシエルに告白をします。彼らを見る事が出来るのは、何と子供達だけだったのです。そして大勢のその声に誘われてサーカス小屋に迷い込んだダミエルは、空中ブランコを練習中のソルヴェイグ・ドマルタン演じるマリオンに恋をしてしまいます。彼女の“愛したい”という呟きにどぎまぎするダミエルですが・・・。人間に恋をすると、天使は死ぬ運命になるのですが・・・。そこへ撮影の為にベルリンを訪れていたP・フォーク(本人役で出演)が、見えない彼にしきりに語り掛けて来ます。何と彼もかつては天使だったのです・・・。

 劇中のその殆どで、実際の台詞と言うよりも心の呟きが台詞となって語られる風変わりな映画。個性的な映画だと感じたので、好みは分かれるかも知れません。他ではあまりみられない雰囲気の映画と共にエンドロールの最後で、小津安二郎、フランソワ・トリュフォー、アンドレイ・タルコフスキーに捧げられる、と記されているのも印象的です。

2016年04月25日(月)

 今日観た映画は「バルジ大作戦/Battle of the Bulge」(1965年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、そして戦争物の映画。キャストは、ヘンリー・フォンダ(男優)カイリー中佐、ロバート・ショウ(男優)ヘスラー大佐、テリー・サヴァラス(男優)ガフィー軍曹、ハンス・クリスチャン・ブレヒ(男優)コンラッド伍長、ロバート・ライアン(男優)グレイ将軍、チャールズ・ブロンソン(男優)ウォレンスキー少佐、その他の皆さん。

 内容は、1944年、敗色の濃いドイツ軍が起死回生をかけて、アルデンヌ(ベルギー南東部、ルクセンブルク、および一部がフランスにまたがる地域の名前)の連合軍部隊を急襲しました。すっかり勝利気分に浸っていた連合軍は、雲霞のごとくあらわれた新型のタイガー戦車の群に、ことごとく破れさって行くのですが・・・。大戦末期のアメリカ軍とドイツ軍の戦車戦を描いた映画なんですが、実際の戦史とかけ離れている内容もあるようです。

 話しは変わりますが、一昨日位からまた新しいメロディーが浮かんで来たので、早速譜面に書き留めて、今日になってある程度纏まって来たので、少し録音を始めています。これから来月に掛けて煮詰めて行き、納得の行く形になると良いのですが、果たして・・・。

2016年04月24日(日)

 つい先日の「日記」でも触れましたが、最近になって(ほぼ)完成をしたピアノ・ソロの曲に付いて、一通り録音を終えた段階で、今朝イントロに、ストリングス・セクションの序奏を録音しました。これにより、この曲のイメージがより鮮明になって来たように感じています。これより更に、何か音色を足す必要があるのかないのか?そして、新しい展開を考える必要があるのかないのか?

 今日観た映画は「セルピコ/Serpico」(1973年アメリカ・イタリア合作映画)と言う、ドラマ、犯罪物、刑事物、そして実話物の映画。好きな映画で、これまでにも何度か観た映画の一つ。シドニー・ルメット監督作品で、 キャストは、アル・パチーノ(男優)フランク・セルピコ、ジョン・ランドルフ(男優)グリーン、ジャック・キーホー(男優)トム・キーオ、コーネリア・シャープ(女優)レスリー、トニー・ロバーツ(男優)ボブ・ブレア、その他の皆さん。

 内容は、ニューヨークを舞台に、汚職と腐敗にまみれた警察組織の中で抗う1人の警官の姿を描いた、実話の原作を映画化した作品。アル・パチーノ演じる新人警官のセルピコは正義感に燃えていましたが、汚れ切った警察内部の現状を知るにつれて、次第にその思いは潰えて行きます。唯一賄賂を受け取らないセルピコは組織内で孤立して、やがて告発へと踏み切りますが、その直後に彼は市内で最も危険な場所と言われるブルックリンの一画に配属されてしまいます。実話に基づいて作られたとの事ですが、警察組織を敵に回して己の信念を貫くのがどれほど大変だったのかが、この映画を観ると本当に良く分かります。そして真っすぐでその正義感の強さの為に孤立無縁となるセルピコの孤独を演じているアル・パチーノも、流石の演技です。勿論、お薦めの映画です!

2016年04月23日(土)

 ネットでCDを注文!内容は「Live at the Sydney Opera House/Bacharach, Burt; CD」と 「La Musique Au Pluriel/Legrand, Michel; CD」の2タイトル。 バート・バカラックのライブ盤とミッシェル・ルグランのボックス・セット。

 今日観た映画は「パール・ハーバー/PEARL HARBOR」(2001年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、ラブストーリー、戦争物、歴史物、ロマンス映画。キャストは、ベン・アフレック(男優)レイフ・マコーレー大尉、ジョシュ・ハートネット(男優)ダニー・ウォーカー大尉、ケイト・ベッキンセール(女優)イヴリン・ジョンソン看護士中尉、アレック・ボールドウィン(男優)ジェームズ・ドゥーリトル中佐、その他の皆さん。 

 内容は、1941年。兄弟のように固い絆で結ばれた若者ベン・アフレック演じるレイフとジョシュ・ハートネット演じるダニーですが、レイフはケイト・ベッキンセール演じる恋人のイヴリンをダニーに託して、ヨーロッパの戦地へと向かいます。そして軍からハワイの転属命令を受けたダニーとイヴリンのもとにレイフ戦死の報が届いてしまいます。2人は互いの心の傷を癒すべく支えあい、いつしか結ばれるのですが、戦況が逼迫し始めた12月6日、イヴリンの目の前に死んだはずのレイフが生きて帰って来たのです・・・。

 日本軍の真珠湾攻撃を取り入れて、2人の男性が1人の女性を愛してしまい、戦争によって翻弄される姿を描いた映画。史実に忠実とは言えないところや、戦争と甘いメロドラマ風な展開をミックスしたところがちょっと心に引っ掛かりますが、エンターテイメント性を重視した娯楽映画としては、僕はそれなりには楽しめました。ネット上での評価はかなり低いようです。

2016年04月22日(金)

 世界的なミュージシャンのプリンス(本名・プリンス・ロジャース・ネルソン)さんがお亡くなりました。享年57歳でした。心より御冥福をお祈りします。

 今日観た映画は「セレンディピティ/Serendipity」(2001年アメリカ映画)と言う、コメディ、ラブ・ロマンス映画。キャストは。ジョン・キューザック(男優)ジョナサン、ケイト・ベッキンセイル(女優)サラ、ジェレミー・ピヴェン(男優)ディーン、モリー・シャノン(女優)イブ、その他の皆さん。

 内容は、クリスマス直前のニューヨークでの出来事。買い物で賑わうデパートでジョン・キューザック演じるジョナサンとケイト・ベッキンセイル演じるサラは、とある偶然により出会いました。それは同じ商品の手袋へ手を伸ばした時の事です。2人は譲り合っている内にお互いに惹かれ合うものを感じ、“幸せな偶然”という名のカフェ“セレンディピティ3”でお茶をする事になります。そして2度目の偶然の再会はすぐに訪れ、2人は運命を感じ始めていました。しかしサラはこれが本当の運命なのか試そうと、ある“提案”をして去って行きます。数年後ジョナサンは婚約し、一方のサラはミュージシャンの恋人から求婚されていたのですが、まだ2人はお互いを忘れられないでいたのですが・・・。

 ニューヨークを舞台に繰り広げられるロマンティックなラブストーリーで、偶然の出会いに運命を感じつつも別れてしまう2人の男女が、お互いを忘れられずに再び探し求めると言った映画。ロマンティックな気分になりたい方には、特にお薦めの映画です!

2016年04月21日(木)

 昨日湧いて来たメロディーを昨日の内に譜面に書き留め、今日はそれを少し煮詰めている内にソロ・ピアノとして録音をしました。昨年から新曲や旧曲を色々と打ち込んで録音をしていますが、既に9曲のオケをほぼ完成していて、今度はソロ・ピアノないしは小編成のオケの曲を作ろうと思い、この1、2ヶ月の間、悶々としていました。(笑)そして、ここに来て久し振りに新曲が出来そうな気配がしています。これから数日、この新曲に付いて色々と煮詰める作業に入ります。多分、ソロ・ピアノの新曲になりそうですが、果たして・・・。

 そして今日観た映画は「エンド・オブ・ザ・ワールド(2012)/Seeking a Friend for the End of the World」(2012年アメリカ映画)と言う、ドラマ、ロマンス、コメディ、そしてロードムービーと言った雰囲気の映画。キャストは、スティーヴ・カレル(男優)ドッジ、キーラ・ナイトレイ(女優)ペニー、アダム・ブロディ(男優)オーウェン、メラニー・リンスキー(女優)カレン、その他の皆さん。

 内容は、小惑星の衝突による人類滅亡まで、後僅か21日となった地球。突然、妻に去られたスティーヴ・カレル演じるドッジは、“最後の飛行機に乗り遅れて、両親のいるイギリスに帰れない”と泣き崩れるキーラ・ナイトレイ演じる隣人の女性ペニーと初めて言葉を交わします。翌日、彼女のもとに誤って送られていたドッジ宛ての手紙3年分を渡されるのですが、その中に彼が今でも想い続ける高校時代の恋人オリヴィアからの手紙を見つけます。彼は世界が終わる前にオリヴィアへの気持ちを伝えるべく、飛行機を捜すペニーを連れ立ってオリヴィア捜しの旅へと繰り出すのですが・・・。地球滅亡が目前に迫った今、ひょんなことから2人で旅に繰り出す男女の風変わりでロマンティックな映画。

 SF映画として始まりますが、実際のところそんな感じは殆ど無く、特にドラマティックな展開もありませんが、次第に惹かれ合って行く2人の気持ちの昂り具合が良いです。そして劇中の挿入曲とエンディング・テーマとしても流れるハーブ・アルパートが歌う"This Guy's in Love With You"(作詞/ハル・ディヴィッド、作曲/バート・バカラック)が(今更ながら)素晴らしく、今の2人の気持ちにピッタリな感じがして良いです!そしてこの曲の歌詞の意味を初めて知って、遅ればせながら感動しました。地味な映画ですが、お薦めです!

2016年04月20日(水)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、某歌手の方の録音が2曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに長岡道夫さん、エレキ・ギターに角田順さん、フォーク・ギターに田代耕一郎さん、ピアノに松田真人、ラテン・パーカッションに菅原裕紀さん、マニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「BAKA」と言う、テンポが68でキーがA♭メジャーの曲。この曲では基本の編成にハーモニカの八木のぶおさんが加わりました。音合わせが終わって録音が始まる前に若草さんから「ブルージーな感じでやって下さい」とリクエストがあり、アレンジの方は八木さんのブルージーで歌心たっぷりのハーモニカを全面的にフューチャーして、それ以外にも角田さんのやはりブルージーなエレキ・ギターのフィル・インがあるサウンドになっていました。曲調は流行歌風の曲。それからテンポは録音に際して70に変更されました。

 2曲目は「見返美人」と言う、テンポが132でキーがBマイナーの曲。こちらの曲では基本の編成に、サックスの平原まことさんが加わりました。曲調は少し早めの軽快な3連の曲で、曲中のところどころでキメがあるアレンジになっていて、平原さんの豪快なブロウ奏法が印象的なサックスが全面的にフューチャーされたサウンドになっていました。こちらの曲も流行歌風の曲。そして午後7時から始まった録音は、予定の午後9時を少し過ぎた辺りで、ベーシックな録音が無事に終了しました。

2016年04月19日(火)

 今日は、スタジオの録音の仕事が二つありました。最初は、午後1時から3時で、若草恵さんのアレンジで某歌手(お名前の確認はしませんでした)の方の録音が2曲。編成は、エレキ・ギターに角田順さん、デジタル・ピアノに松田真人、杉野裕さんのストリングス・カルテット(4人のヴァイオリン)そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「実をつけない花」と言う、テンポが78でキーがAメジャーの曲。ピアノは、部分的に書き譜が若干ありましたが、音合わせそして本番の録音共に順調終えました。この曲は、男女のデュエット・ソングになっていました。

 2曲目は「愛しんで包んで」と言う、テンポが84でキーがd♭メジャーの曲。ピアノは、イントロや曲中で三連の刻みがある、昔懐かしい歌謡曲風なアレンジ。こちらの方もと特に問題無く、予定通りに午後3時前には録音を終える事が出来ました。録音を終えてロビーに出ると、この2曲のダビングだと思いますが、ギター(この日はフォーク・ギターとの事)の大久保明さんやサックスの平原まことさんが準備万端の様子で控えていらっしゃいました。 因に2曲目は、女性ボーカルがメインで、曲の一部が男女のデュエットになっていました。

 そして僕は次のスタジオの録音に向けて、最初のスタジオを後にしました。次の録音は、松尾早人さんの書きで、劇伴の録音でしたが、内容の詳細に付いてはオフレコにさせて頂きます。編成は、篠崎正嗣さんのストリングス・セクションで既に録音が行われていました。予定されていた録音は一通り終わると、いよいよ僕のピアノを交えて録音が始まり、午後4時から始まった録音は、予定よりも約1時間程早く、午後5時半頃には無事に終了しました。僕はピアノで9曲を弾きましたが、今回の譜面は全てが書き譜で、難易度的に初見が難しい譜面があるとの事で、数日前にパソコンに譜面が送られて来て、僕の方も事前に譜読み等をして、この日に備えていました。兎に角無事に終わって何よりだと思います。松尾さんの書きは相変わらずに素晴らしく、以前にも触れた事がありますが、ピアノの譜面は、まるでクラシックの小品を演奏しているかのような精緻な書き譜になっていました。

2016年04月18日(月)

 先週の14日(木)夜に熊本県で起きたマグニチュード6.5、最大震度7の地震ですが、被災にあわれた皆様方には、心よりお見舞いを申し上げます。

 今日観た映画は「サンクタム/SANCTUM」(2011年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、サスペンス、アドベンチャー映画。キャストは、リチャード・ロクスバーグ(男優)フランク、ヨアン・グリフィズ(男優)ジョシュ、アリス・パーキンソン(女優)ヴィクトリア、ヨアン・グリフィズ (男優)カール、その他の皆さん。内容は、未開の巨大鍾乳洞で、危険と隣り合わせのケイブ・ダイブ(洞窟潜水)に挑み予期せぬトラブルに見舞われ、逃げ道を断たれてしまった探検隊の一行が、水中の迷路と化した洞窟内で繰り広げる過酷なサバイバルの行方を描いた映画。

2016年04月16日(土)

 今日、江ノ島の虎丸座で行われた『小杉十郎太 | Seaside Live in 江ノ島 2016』は、無事に終了しました。内容の詳細に付いては、後日にさせて頂きますので、どうか宜しくお願いします。

 更新の続きですが、この日の小杉十郎太さんのライブは、ライブのトークで小杉さんがお話をされていたように、兎に角スリリングな内容のライブになりました。スリリングだった内容に付いては、ここでは敢えて触れませんが、僕も長年、色々なアーティストの方のライブのサポートをしていますが、今日のようなスリリングなライブは嘗て無かったように思います。そして当然のように今日の本番では、そのスリリングな内容、その出来事に対して、僕もギターの粂絢也君も、そして御本人んの小杉さんも、アドリブで対応をしてライブを進めて行ったのです。そんな中、一番凄かったのは「蜃気楼」と言う曲でしょうか?小杉さんも歌い終えてから「本当に「蜃気楼」が見えたよううな気がしました」的な発言をされていました。(笑)そして終演後も楽屋に戻ってから「今日のライブは、これまでに感じた事の無い事を感じました」と、そんな印象を言われていました。これは本当にライブならではだと思います。今日のライブは同時に、印象にも残るライブになりましたし、今後に向けて色々な事を考える事の出来るライブにもなりました。そして終演後は、会場の虎丸座で小杉さんを囲んでミュージシャンやスタッフ、そして関係者の皆さんと打ち上げがあり、美味しいお料理(例えば、シラス丼等)や、楽しみにしていた手作りのポップコーンを御馳走になり、会場を後にしました。

 写真はライブ終演後、会場の虎丸座で撮って貰った三人の写真です!左からピアノの松田真人、ボーカルの小杉十郎太さん、ギターの粂絢也君。

2016年04月16日

2016年04月13日(水)

 今日は、今週の土曜日の4月16日(土)に行われる「小杉十郎太 | Seaside Live in 江ノ島 2016」に向けて二日目のリハーサルがありました。 リハーサルは予定通り午後2時から6時頃まで、勿論しっかりとやりました。リハーサルの最中、笑いも耐えませんでしたけれどね。(笑)そして今回の虎丸座の小杉さんのライブですが、小杉さんを中心にサポート・メンバーの僕と粂絢也君の二人が揃うのは、実は今回が初めてなんです。そんな事もあって、今回聴きに来て下さる皆様方は、どうかお楽しみに!

2016年04月11日(月)

 今日は、若草恵さんのアレンジで、高森有紀さんと言う方の録音が3曲ありました。基本の編成は、ドラムに長谷部徹君、ベースに何とパラダイム・シフトの富倉安生さんで、富倉さんとスタジオで御一緒したのは、本当に何年振りになるでしょうか?もう10年以上振りになると思います。そしてフォーク・ギターに安田裕美さん、エレキ・ギターに角田順さん、ピアノに松田真人、ラテン・パーカッションに川瀬正人さん、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「愛は今惜しみなく与え給う」と言う、テンポが70のキーが D♭メジャーの曲です。この曲だけ、若草さんの御弟子さんのアレンジになっていて、若草さんから録音が始まる前に「ゴスペル調の曲なので、ギターの角田さんやピアノの松田さんは、ゴスペル調の雰囲気で弾いて下さい」とリクエストがありました。

 2曲目は「風のステーション」と言う、テンポが81でキーがA♭メジャーの曲で、この曲から若草さんのアレンジになります。そして基本の編成に杉野裕さんのストリングス・カルテット(4人のヴァイオリン)が加わりました。この曲はイントロや間奏、そしてエンディング等にピアノの書き譜があり、グッと来るようなバラード風のアレンジ。

 3曲目はまだ曲名が決まっていないようで、テンポが70でキーがGメジャーの曲。こちらの曲も杉野 裕さんのストリングス・カルテットが加わり、やはりイントロや間奏等の要所要所にピアノの書き譜があります。サウンドの方も2曲目同様にグッと来るような感動的な雰囲気のアレンジになっていました。午後3時から始まった録音は順調に進み、予定されていた午後6時より少し前に無事に終了です!

2016年04月10日(日)

 今日観た映画は「リンカーン/Lincoln」(2012年アメリカ映画)と言う、ドラマ、政治物、・歴史物、そして伝記映画。スティーヴン・スピルバーグ監督作品で、 キャストは、ダニエル・デイ=ルイス(男優)エイブラハム・リンカーン大統領、サリー・フィールド(女優)メアリー・トッド・リンカーン、デヴィッド・ストラザーン(男優)ウィリアム・スワード国務長官、トミー・リー・ジョーンズ(男優)タデウス・スティーブンス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット(男優)ロバート・リンカーン(大統領の長男)、その他の皆さん。

 内容は、南北戦争末期の頃、アメリカを二分したこの戦いは4年目になり、戦況は北軍に傾きつつありましたが、今だ多くの若者が戦いで倒れ続けていました。再選を果たし、任期2期目を迎えたダニエル・デイ=ルイス演じるエイブラハム・リンカーン大統領は、奴隷制度の撤廃を定めた合衆国憲法修正第13条の成立に向けて、本格的な多数派工作に乗り出します。しかし修正案の成立に拘れば、戦争の終結は先延ばししなければならなくなってしまいます。その一方で自身の家庭内では、子供の戦争による死で心に傷を抱えるサリー・フィールド演じる妻メアリーとの口論が絶えず、正義感あふれる長男ロバートの北軍への入隊を、自分の願いとは裏腹に黙って見届ける事しか出来ない歯がゆさにも苦しんでいました。そんな中、あらゆる手を尽くして反対派議員の切り崩しに奔走するリンカーンでしたが・・・。

 アメリカの歴史上で最も愛された大統領と言われているエイブラハム・リンカーンの偉大な足跡を描いた感動的な映画。主役のリンカーン大統領を演じているのは、3度目のアカデミー主演男優賞に輝いたダニエル・デイ=ルイス。最初から重厚で渋い映画だと思いましたが、最後までそうでした。そして音楽はもしや?と思いきや、やはりスピルバーグ作品には欠かせないジョン・ウィリアムズ。控えめな中にもこの映画の時代背景や雰囲気をさりげなく、そして染み染みと音楽で表現しています。本当に懐の深い作曲家だなあと感じました。第85回アカデミー賞では、主演男優賞とアカデミー美術賞を受賞しました。勿論、お薦めの映画です!

2016年04月09日(土)

 今日観た映画は「人生の特等席/Trouble with the Curve」(2012年アメリカ映画)と言う、ドラマ、スポーツ物の映画。キャストは、クリント・イーストウッド(男優)ガス、エイミー・アダムス(女優)ガスの娘 ミッキー、ジャスティン・ティンバーレイク(男優)ジョニー、ジョン・グッドマン(男優)ピート・クラインロバート・パトリック(男優)ヴィンスマシュー・リラード(男優)フィリップ・サンダーソン、その他の皆さん。

 内容は、クリント・イーストウッド演じるガスは、長年家庭を顧みず、メジャーリーグの名スカウトとして腕を振るって来たのですが、最近は年を取った所為で視力が弱って来ていました。そしてエイミー・アダムス一演じる人娘のミッキーは、父との間に蟠りがあるのですが、契約切れが迫って来ている彼の最後のスカウトの旅に手を貸します。クリント・イーストウッドの監督作品かと思いきや、この映画では監督ではなく制作者として名を連ねていました。それにしてもクリント・イーストウッドは頑固親父が良く似合いますね!それでいて娘の事をとても大切に考えている父親の役柄は、本当にぴったりです。この映画、ストーリー展開が映画ならではの感じもありますが、僕は後味も良く気持ち良く観る事が出来ました。父と娘の距離が少しずつ縮まって行く様子を描いたヒューマンな映画です。それからこの映画の監督ロバート・ロレンツは、長年イーストウッド作品に製作や助監督として携わり、この作品で長編監督のデビューを飾りました。それからマルコ・ベルトラミの劇伴の音楽もさりげない感じがして、自然に映画に没入出来ます。と言う事で、お薦めの映画です!

2016年04月07日(木)

 今日観た映画は「プラトーン/Platoon」(1986年アメリカ映画)と言う、アクション、ドラマ、そして戦争映画。オリヴァー・ストーン監督作品で、キャストは、チャーリー・シーン(男優)クリス・テイラー二等兵、トム・ベレンジャー(男優)ボブ・バーンズ軍曹、ウィレム・デフォー(男優)エリアス・グローディン軍曹、フォレスト・ウィテカー(男優)ビッグ・ハロルド、ジョン・C・マッギンレー(男優)レッド・オニール軍曹、リチャード・エドソン(男優)サル、ケヴィン・ディロン(男優)バニー、キース・デヴィッド(男優)キング、ジョニー・デップ(男優)ラーナー二等兵、その他の皆さん。

 内容は、1967年、ベトナムの戦場での話し。チャーリー・シーン演じるクリス・テイラー二等兵が、大学を中退してまでベトナムを志願したのは、次々と徴兵されて いく同年代の若者たちの殆どが、少数民族や貧しい者達だった事に対する憤りからでした。ところが、いきなり最前線の戦闘小隊(プラトーン)に配属されてしまい、ある日、冷酷非情な行いを繰り返すトム・ベレンジャー演じる隊長バーンズに、ウィレム・デフォー演じる班長のエリアスが反論を唱えた事から、仲間内でバーンズ派とエリアス派なるものが出来てしまうのですが・・・。

 既に観た事のある映画でしたが、最近になって太平洋戦争に関するドキュメント番組を幾つか観て(数年前にNHK-BSで放送されていた番組)、(ベトナム戦争ではありますが)今一度この映画を観る事に。そのドキュメント番組は、実際に戦争を体験された兵士や民間人の皆さんが語られている内容を中心に作られている番組でしたが、戦場で戦っていると、それこそ命の保証なんか全く無い訳ですから、常軌を逸した行動に出てしまうようで、それらがあまりも悲惨で空しく思えてしまうのですが、戦場で戦っている兵士の皆さんも生きる為に必死だったと言う事もまた事実。それからこの映画の挿入曲で使われているサミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ」は、戦争の悲しみをより一層際立たせているように聴こえて来てしまい、まるでこの映画の為に作られたかのように思えてなりません。第59回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、編集賞、録音賞を受賞しています。戦争映画ではありますが、お薦めです。

2016年04月06日(水)

 今日は、一年に一度の人間ドックの検査の日。早朝に自宅を出発したので、受け付けは一番乗りでした。(笑)そして検査の結果は、特に問題も無く一安心。担当の先生曰く「この結果に気を緩める事なく、食べ過ぎ等には気を付けて下さいね!」との事。そして午後からは、久し振りに元TPD(東京パフォーマンスドール)の大藤史さんの弾き語りのピアノのレッスンがありました。何と明日、弾き語りのライブがあるようで、それに向けて主に新曲の3曲を中心に、弾き語りのピアノ伴奏に付いてレッスンをしました。大藤さんはとにかく飲み込みが速く、僕がレッスンをした事をすぐに自分のオリジナル曲等のピアノ伴奏に取り入れてくれるので、少ないレッスンでも確実に進歩しているのが分かります。今日のレッスンでもその事がしっかりと感じられて、僕も納得です。そして今日も二時間を優に越えるレッスン時間になりましたが、明日の大藤史さんの弾き語りライブも、きっと素敵な雰囲気になると思います!

2016年04月04日(月)

 今日は、スタジオの録音の仕事が二つありました。一つ目は、午後1時から午後3時で、若草恵さんのアレンジで、野口貴美子さんと言う方の録音が2曲です。基本の編成は、ギターに大久保明さん、デジタル・ピアノに松田真人、そしてマニュピュレーターに丸尾稔君です。

 1曲目は「夜の朝顔」と言う、テンポが82でキーがGマイナーの曲です。この曲では、基本の編成にクラリネットで平原まことさんが加わりました。曲調は、平原さんのクラリネットがフーチャーされたシャッフルの夜の雰囲気のアレンジになっていました。

 2曲目は「ご機嫌だから」と言う、テンポが132でキーがG マイナーの曲です。この曲では、基本の編成に水野さんのアコーディオンが加わりました。曲調は、水野さんのアコーディオンがフューチャーされた軽快なリズムの流行歌調のアレンジになっていました。録音は順調に進み、予定よりも少し早めに終了。そして僕は次の録音が行われるスタジオに向けて車を走らせました。

 次の録音は午後4時から午後6時で、羽岡佳さんの劇伴の録音です。内容の詳細に付いては、オフレコにさせて頂きますので、宜しくお願いします。僕はピアノで全12曲を弾き、予定よりも少し早めに終了。地下の駐車場から車に乗って地上階に出ると、既に日が暮れ始めていましたが、都心の桜は正に今が「満開」でした。

2016年04月03日(日)

 今日は、来週の土曜日の4月16日(土)に行われる「小杉十郎太 | Seaside Live in 江ノ島 2016」に向けてリハーサルがありました。 今回のサポート・ミュージシャンは、 僕と粂絢也君(Gt)の二人。昨年12月に南青山マンダラで行われた小杉さんのライブと同じメンバーになります。今日のリハーサルは、まず初めて小杉さんが歌われる楽曲から始まり、次に僕と絢也君の二人バージョンで初めてやる曲、そして最後にはそれ以外の曲をやり、午後2時から6時過ぎまで一通りの楽曲をリハーサルしました。小杉さんのリハーサルは、来週にもう一度行われます。

 そしてフィギュアスケート世界選手権の女子で、7位で演技を終えた浅田真央選手の演技終了後の笑顔が、何とも良かったです!

2016年04月02日(土)

 今日観た映画は「1941」(1979年アメリカ映画)と言う、コメディ、戦争物、そしてパロディ映画。スティーヴン・スピルバーグ 監督作品で、キャストは、 ダン・エイクロイド(男優)フランク・トゥリー軍曹、ネッド・ビーティ(男優)ウォード・ダグラス、ジョン・ベルーシ(男優)ワイルド・ビル・ケルソー大尉、三船敏郎(男優)アキロー・ミタムラ中佐、クリストファー・リー(男優)ウォルフガング・フォン・クラインシュミット大佐、トリート・ウィリアムズ(男優)チャック・ストレッチ・シタースキー、ナンシー・アレン(女優)ドナ・ストラットン、ロバート・スタック(男優)ジョセフ・W・スティルウェル中将、ウォーレン・オーツ(男優)マッドマン・マドックス大佐、その他の皆さん。

 内容は、太平洋戦争が始まろうとする1941年のロス。大日本帝国海軍の潜水艦がアメリカ本土のカリフォルニアに接近しました。そんな事とは露知らないアメリカはいつもと変わらない日常を送っていました。そこに突如として潜水艦が浮上します。この映画のいたるところに、良く知られている映画のパロディが溢れている映画で、スピルバーグ監督が「未知との遭遇」の次に作った作品。最初から最後までとにかくハチャメチャでナンセンスなコメディ映画。音楽は勿論、ジョン・ウィリアムズ。冒頭から自身のヒット作としても有名な映画「ジョーズ」(1975年アメリカ映画)のオープニングのパロディを用いたりしていますが、興行的に失敗した映画のようです。

2016年04月01日(金)

 今日観た映画は「世界にひとつのプレイブック/Silver Linings Playbook」(2012年アメリカ映画)と言う、ドラマ、ラブストーリー、コメディ、そして小説の映画化。キャストは、ブラッドリー・クーパー(男優)、 ジェニファー・ローレンス(女優)、ロバート・デ・ニーロ(男優)、ジャッキー・ウィーヴァー(女優)、クリス・タッカー(男優)、ジョン・オーティス(男優)、その他の皆さん。

 内容は、それぞれに最愛の人を失って精神的なバランスを崩したエキセントリックな男女がある日出会い、お互いの目的の為に協力して行く中で、次第に希望を見出して行く様子をシリアスな状況の中にも、ユーモアを交えて感動的に描いたヒューマン・ラブ・コメディ映画。最初はあまり良く分からない雰囲気で進んで行く映画ですが、精神疾患(双極性障害)を抱えた男女の恋愛がテーマと言う流れが、途中から分かって来る辺りから引き込まれて行きます。あまり無い設定の映画だと思いますが、第85回アカデミー賞で、主演女優賞(ジェニファー・ローレンス)を受賞しています。

プロフィール

masatomatsuda

Author:masatomatsuda
◯松田真人へのメールは
<requiemmasatomatsuda@gmail.com>へお願い致します!

◯松田真人(ピアノ、キーボード、シンセサイザー、作・編曲、プログラミング、ヴォーカル)

1956年(昭和31年)2月25日北海道小樽市に生まれる 星座 魚座 血液型 B型
1974年(昭和49年)北海道小樽市立小樽潮陵高等学校を卒業
1978年(昭和53年)国立音楽大学教育音楽学科第1類を首席で卒業
1979年(昭和54年)都立志村高等学校の音楽教師を1年で退職

 母親の薦めで、5歳7ヶ月頃よりオルガンを始め、6歳7ヶ月頃にピアノを習い始める。小学時代より流行歌に魅せられ、中学時代にはラジオから聞こえて来た洋楽を聴いたことが切っ掛けで、より一層音楽に夢中になり、高校時代にはキング・クリムゾン、エルトン・ジョン、イフ、サンタナ、チック・コリア等の影響を受け、大学時代はスクリャービン、ラフマニノフ等のクラシック音楽に傾倒する。

 国立音楽大学に入学してからは、特にクラシック音楽の作曲に没頭し、卒業後は都立志村高校の音楽教師になるが、1年で退職して因幡晃のツアーに参加、プロミュージシャンとなる。

 1985年にはバンド「パラダイムシフト」(ギター:松下誠、ベース:富倉安生、ドラムス:宮崎全弘)に参加。1992年にはバンド「パラドックス」(ギター:棚部陽一、ベース:竹田弘樹、ドラムス:菅沼孝三)に参加。

 現在までに、来生たかお、山下達郎、谷村新司、ボブ佐久間、玉置浩二、安全地帯、千住明、辛島美登里、Kinki Kids、竹内まりや、福山雅治、渡辺真知子、叶正子、村下孝蔵、因幡晃などのツアーやレコーディングに参加をする。1999年からは、自己のピアノソロライブを行い好評を博す。近年(2004年以降)は、オーケストラとの共演にもその音楽活動の幅を拡げている。現在も、スタジオワークとライブのサポートの双方の活動を精力的に展開中。
 
 2001年10月20日に自主制作で初のピアノソロアルバム(1stアルバム)「心ときめいて」(自主制作/ライブ盤)を発表。2003年02月23日にはクラシックの楽曲を収めたピアノソロアルバム(2ndアルバム)「Story of Romantic Melodies」(自主制作/ライブ盤)を発表。2005年09月18日には3rdアルバム「Requiem」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。2007年09月13日には4thアルバム「あたたかな時間」(自主制作/スタジオ録音盤)を発表。

 2014年の秋から「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の活動に再び参加。

 2018年04月27日に株式会社DELLA(デラ)よりCD「眠りのジャズ / 松田真人」を発表。06月25日付でオリコンの業界紙「コンフィデンス」のアルバムチャート82位に入る。2019年03月29日には株式会社DELLA(デラ)より第二弾のCD「夜カフェ〜ジャズ・ピアノ」を発表。

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